室龍太が主演する舞台『リプシンカ~ヒールをはいた男!?たち~』が、大阪公演(6月17日~19日)に続き、6月22日に東京・博品館劇場で東京公演を開幕。初日公演を前に、公開ゲネプロが行われた。
本作は、ひょんなことから“ドラァグクイーン”になることになったオトコ!?たちを描いたドタバタコメディーで、大阪に実在するダイニングレストランからインスパイアを受けた作品。2009年の初演、11年の再演から11年ぶりに、装いも新たに再々演となった。
出演は、リストラされたサラリーマンに室、ダイニングレストラン「リプリンカ」のオーナーに彦麻呂。さらに髙汐巴、下村青、松浦景子、小谷嘉一、菊池ハルら多彩な顔ぶれが集結した。
ゲネプロのカーテンコールに勢ぞろいしたキャストを代表して、室と彦麻呂が東京公演に向けての意気込みを語った。
[室龍太コメント]
お忙しい中、お越しいただきありがとうございます。大阪公演、無事に誰一人欠けることなくここまで来まして安心しているとともに、東京公演も大千秋楽まで走り抜けたいと思います。たくさんのすてきなキャストの皆さん、スタッフに囲まれて、この舞台に立てていることに幸せを感じております。彦摩呂さんの言葉を借りると、「この作品、ほんとにエンタメの宝石箱や!」(笑)。本当にキラキラした人たちがたくさんいて、それを見て、お客さまにもキラキラした気持ちになっていただければと思います。我々も楽しくやっていきたいと思いますので、気楽にご覧になっていただければと思います。応援よろしくお願いします。ありがとうございました。
[彦麻呂コメント]
本日は、お越しいただきありがとうございます。この後、東京公演初日を迎えます。思い起こせばこの作品は2009年に産声を上げまして、京橋花月で3日間の公演が最初でした。そして、2011年に新宿・シアターサンモールでの公演を行い、今回再々演ということで、このような豪華なメンバーで幕を開けることができました。大変な世の中ですが、戦争、またコロナと暗いニュースばかりが続きますが、エンタメの力で何とか元気になってほしいなぁといつも思います。特にコロナに関しては、ワクチン・薬・エンタメです。エンタメには、副作用はございません。皆さん、元気に、明るい気持ちになっていただければと思っています。このメンバーで、東京大千秋楽まで走り抜けて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
公演は6月26日(日)まで同所にて。
©「リプシンカ」製作実行委員会 撮影◎大久保啓二