「スパイ&超能力者&殺し屋が互いの秘密を抱えたまま仮初めの家族になる」というユニークな設定の遠藤達哉原作の超人気コミック「SPY×FAMILY」が、テレビアニメ化に続き満を持して帝国劇場で初のミュージカル化。今年4月にミュージカル化を発表して以降、本作品のスタイリッシュでキュートなキャラクターたちを「実際に舞台上で演じるのは誰なのか?」という予想と期待感が高まる中、ついにメインキャストが決定した(アーニャ役はオーデイション実施中)。
主なキャストは、ロイド・フォージャー(凄腕スパイ:コードネーム黄昏)役に森崎ウィン/鈴木拡樹(Wキャスト)、ヨル・フォージャー(殺し屋:コードネームいばら姫)役に唯月ふうか/佐々木美玲(日向坂46)(Wキャスト)、ユーリ・ブライア(姉のヨルを溺愛する、東国の秘密警察)役に岡宮来夢/瀧澤翼(円神)(Wキャスト)、フィオナ・フロスト(黄昏の後輩スパイ、コードネーム夜帷)役に山口乃々華、フランキー・フランクリン(黄昏に協力する情報屋)役に木内健人、ヘンリー・ヘンダーソン(アーニャが入学を目指す名門イーデン校の教諭)役に鈴木壮麻、シルビア・シャーウッド(鋼鉄の淑女の異名を持つ、黄昏の上官)役に朝夏まなと。
また、クリエーティブスタッフとして、脚本・作詞・演出はG2(ミュージカル『マイ・フェア・レディ』他)、作曲・編曲・音楽監督は、かみむら周平が手掛けることも併わせて決まった。原作の持つ世界観はそのままに、100年余りの歴史を持つ帝国劇場にふさわしいエンターテインメントステージを届ける。
実力・人気共に兼ねそろえた豪華キャストが集結した本作、公演をお楽しみに。
[森崎ウィンコメント]
遠藤達哉先生が生んだ、最高にエキサイティングでハートフルな物語に今回オリジナルミュージカル版で参加できること、本当に光栄です。僕自身も元々、原作もアニメも見ていたファンの1人です。ミュージカルとして新たに誕生する今作、黄昏という大役としてお声掛けいただいたことに僕自身とても驚いています。正直、原作ファンの1人として自分に務まるのかと本当に悩みました。ですが自分が大好きな「SPY×FAMILY」の世界を体験したい、オリジナルミュージカルに挑戦したい、この気持ちも自分の中で同居していました。原作にリスペクトを持ちつつ、新たなミュージカル『SPY×FAMILY』を生むべく、全身全霊を込めて演じたいと思います。エンターテインメントを通して、「子どもが泣かない世界」という黄昏の思いをかなえる手助けができるよう努めて参ります。どうか、楽しみにお待ちくださいませ。
[鈴木拡樹コメント]
「SPY×FAMILY」に、ロイド・フォージャー役で出演させていただきます。仮初めの家族ですが、温かい家族愛溢れる作品だと思います。原作を楽しく拝見している1人として、演じることによってこの作品について深く知れるチャンスなので、今後の展開も予想しつつ、楽しく舞台を公演したいです。今回はミュージカルなので、『SPY×FAMILY』ならではの世界観の曲と共にお楽しみください。
[唯月ふうかコメント]
臨場感のあるアクションシーン、クスッとなり心がほっこりするシーンが盛りだくさんで、漫画を読む手が止まりませんでした。ヨルの圧倒的オーラと、強さの中にあるピュアな一面がとても印象に残ってます。ヨルを演じられることが大変光栄です。衣装やヘアの細部まで再現度が非常に高く、自然と世界観に入り込み撮影することができました。弟想いな優しい心と物理的な強さ、魅力的なヨルをミュージカルでしっかり表現できるよう、作品に敬意を払い、精一杯演じます。
[佐々木美玲コメント]
元々、原作とアニメも楽しませてもらっていたので、まさかヨルさんを私が演じられるなんて思ってもいませんでした。ヨルさんは普段のふわふわしてる天然な部分と、誰かを守るために戦う芯の強さ、この二面性があると思うので、舞台でもそんなヨルさんを楽しんでいただけたらなと思います! 衣装を着て撮影した時は、忠実に衣装が再現されていて「わっ! ヨルさんそのままだ!」って何度も鏡を見てしまいました。幅広い世代の方に愛されている『SPY×FAMILY』という作品を、私も愛をもって大切に演じられたらなと思います。
公演は2023年3月8日(水)~29日(水)まで東京・帝国劇場にて。その後、全国ツアー公演、2023年4月兵庫・兵庫県立芸術文化センター、5月福岡・博多座にて。