7 MEN 侍(ジャニーズJr.)の本髙克樹が主演、同グループの今野大輝が出演するオスカー・ワイルド原作の「幸福な王子」をロックと朗読という異色のマッチアップでポップに描いた舞台『ROCK READING「幸福王子」』が、10月24日(土)に東京・シアター1010で開幕。初日公演に先立って公開ゲネプロが行われ、本髙と今野からコメントが寄せられた。
町に立つ像・幸福な王子を演じるのは本髙克樹、王子の手足となって働くツバメを今野大輝が演じる。上演台本・演出は翻訳劇からオリジナル戯曲まで数多くの演出作品を手掛けてきた鈴木勝秀、音楽は数多くの舞台にて音楽監督・歌唱指導を行ってきた大嶋吾郎が務め、ギターはジャニーズJr.の小川優が担当する。
本舞台は、広場に立てられた幸福な王子の像と空を飛び回るツバメが、貧しい人たちのために自らを犠牲にする様を描いた本作を、王子とツバメを擬人化し生々しく人間的に描くことによって、よりストレートにメッセージ性を強めることに成功。さらに、朗読劇でありながら、迫力のバンドサウンドによるライブ要素もあり、道徳的なストーリーをエンターテインメントとしてまとめ上げた。ロックバンドによる生演奏と、音楽の朗読を組み合わせた新しい形の舞台でよみがえらせる舞台。歌・コーラスワークとロックナンバーで、オーディエンスも参加できるショーとしても見応えのある注目作となっている。
[本髙克樹コメント]
「幸福王子」はその名にふさわしいライブ感覚で楽しめるような朗読劇になっています! 自分が演じる王子は怒鳴ることもある短気な性格で普段の自分とのギャップにびっくりする方もいるだろうな~とワクワクしています。王子、ツバメそれぞれソロ曲もあり、見どころたっぷりの作品になっているので驚いて泣いて笑顔になってほしいです!
[今野大輝コメント]
まず本番を迎えられることに本当に感謝しています! 稽古が始まるまでは不安な気持ちがありましたが、鈴勝さんにアドバイスをもらったりして役どころをつかんでいく内に、その気持ちは消え、今は早く舞台に立ちたいとワクワクしています! 朗読劇ではありますが、音楽的要素もあるコンサートのような楽しい舞台になっています! 僕たち一同、全力で頑張りますので皆さんと会えるのを心より楽しみにしています。
東京公演は10月31日(木)まで同所にて。その後、11月4日(水)~8日(日)まで京都・京都劇場にて上演。