――もし宮世さんが「ライノーローン」に“宮世琉弥”として入ることになったら?
逃げます(笑)。どうしても逃げられない状況だったら、役者としての芝居力を生かすと思います。硲みたいな立ち位置について、逃げるタイミングを伺いつつ、なんとか生きていきます。
――ドラマの情報解禁時のコメントで「台本を一気に15話分読んだ」とお話されていましたが、この作品の面白さはどんなところにありますか?
最初、どんな内容かだけでもつかむために、とりあえず1、2話読んでおこうと思って読み始めたらすごく面白くて一気に進んじゃいましたね。テンポも良くて、展開も想像のはるか上をいくので続きを知りたくなるんです。それだけ興味をそそられるのは、この作品にいっぱい魅力が詰まっているからなんだろうなって。僕はもともと「ウシジマくん」を見ていた側ですけど、見ていない方にも楽しめる作品になっていますし、これを機にシリーズ全作見ていただけると、「この登場人物はこういう人なんだ」って腑に落ちる感覚も楽しめるんじゃないかなと思います。
――ちなみに宮世さんの本作の“推しキャラ”は?
めちゃくちゃ強がっている豚塚ですね。前作でも強がっていましたけど(笑)。
――この作品のテーマには「地位や金、欲望に支配された人間」というものがありますが、今欲しいものが何でも手に入るとしたら何が欲しいですか?
旅行に行く時間が欲しいです。息抜きしたいなって思います。温泉に行きたいですね。
――宮世さんが普段実践している息抜き方法はありますか?
寝るとリラックスできて、自然とストレスがなくなる気がします。昔は場所も問わずに寝られていたんですけど、最近は首の角度が納得いかないと寝られなくなってきて(笑)。睡眠時間は調節できるので、寝ようと思えばずっと寝られます。
――そんな多忙な宮世さんですが、活躍の幅が広がっている実感はありますか?
今は全力で走っている感覚なので、良い意味で実感というのは湧いていないです。自分が出たドラマは全部見て、反省点を頭に入れて、もっとよりよい作品を作れるように成長していけたらと思って日々生活しています。反省点が無くなったら終わりだと思っているので。ファンの方々からの反響もすごく力になっています。喜んでいただけるとうれしいですし、厳しい評価も1つの経験だと思いますし。いろいろな意見を受け入れて作品を作っていかなくてはいけないので、どれもありがたいなと思いながら、成長の糧にしています。
――「宮世」というお名前には故郷である“「宮城」から「世界へ」”という願いが込められているそうですが、そこに近づいている感覚はありますか?
そうですね。まだまだではありますが、少しずつお仕事も頂ける機会が増えてきて、徐々に近づけてはいるんじゃないかと思います。
――役者というお仕事の中で、感じている変化はありますか?
18歳なので現場では年齢が下のほうですが、徐々に僕よりも年下の方がいることも多くなってきて。だから、僕も年齢を重ねているんだなっていう実感はありますね。かと言って年上らしいことはせず、一緒にじゃれ合っているだけですが(笑)。
――俳優としての野望は?
大沢たかおさんと一緒にお芝居がしてみたいです。まだお会いしたことはないんですが、大好きで! 「JIN-仁-」(TBS系)での演技が忘れられないですし、大沢さんのインタビューもよく読んでいます。いつか共演できるように頑張ります。
――最後に視聴者の方へメッセージを!
「闇金サイハラさん」は、「闇金ウシジマくん」の要素も残しつつ、犀原さんらしい、新しく生まれ変わった作品になっていると思います。すごく面白い作品になったので、ぜひ期待して見てほしいです。そして絶対にこのドラマの登場人物みたいにならないように心掛けて欲しいです! 教材としても使えるかもしれません(笑)。年齢制限のない作品ですし、危険なシーンが出てきたら映像を一時停止して、「これは絶対ダメ!」ってお母さんが子どもさんに見せるとか。幅広い世代の方に見ていただけるドラマになっていますので、ぜひ最終回まで見てください!
PROFILE
みやせ・りゅうび 2004年1月22日生まれ、宮城県出身。主な出演作に「珈琲いかがでしょう」(テレビ東京系)、「ナイト・ドクター」(フジテレビ系)、「もしも、イケメンだけの高校があったら」(テレビ朝日系)、「村井の恋」(TBS系)など。ドラマ「君の花になる」(TBS系)が10月放送スタート。
PRESENT‼
宮世硫弥さんの直筆サイン入り写真を2名様にプレゼント! タイトルに「TVfanWEBプレゼント希望 宮世琉弥」、本文に住所、氏名、今回のインタビューのご感想、ご意見を明記の上、2022年10月14日(金)までに、tvfan@mediaboy.co.jpへご応募ください。