百田「僕はもともと明るい性格だし楽しく過ごせるタイプでしたけど、Lil LEAGUEに入ってからもっと人生が楽しくなったんです。みんなと練習できる日々がすごく幸せでした。選んでいただきありがとうございました」
山田「僕がLil LEAGUEとして活動していく中で、何回笑って何回泣いて、何回ぶつかったか分からなくて…。そんな日々が今日につながったと思うと、一瞬一瞬が宝物で。ここまで応援してくださった皆さまや、一緒にいてくれるメンバーのおかげだと感じています。このメンバーでこれからも突っ走っていける自信があるので、どうかこれからも応援のほど、よろしくお願いします」
岡尾「呼ばれるまでずっとドキドキしていました。自信も不安もあって、自分の中で思いが定められていないです。このような結果を頂いて、人生で一番うれしい気持ちを味わえています。応援してくださった皆さん、ありがとうございました。僕ら19人全員が、皆さんの笑顔やコメントに助けられてきました」
中村「Lil LEAGUEは、星那が言った通り結成当時は本当に不安しかなかったです。チームで最年長としてやっていくことにどうしていけばいいのか分からなくて、いろんな人に相談してきました。ぶつかってケンカしてきたけど、本当にメンバーの笑顔が好きで。パフォーマンスしているのを忘れちゃうくらい、楽しいメンバーたちとグランプリを取れて本当にうれしいです。たくさんの壁があると思うんですけど、ひたむきに立ち向かって、絶対に乗り越えて夢をかなえていきたいと思います」
AKIRAは「決め手は、彼らのハッピーになるパフォーマンスです。EXILE TRIBEにはいろんなグループがありますが、今までにない新たなカラーを見せてくれたのがLil LEAGUEでした」と語った。
さらにオーディション終了後すぐに、HIRO、AKIRA、SHOKICHI、そしてLIL LEAGUEへの囲み取材が行われた。
オーディションを終えた率直な思いをLIL LEAGUEメンバーが語り、審査員であるSHOKICHIも選考理由を述べた。「成長力とグループ力が輝いていたこと、そして何より未来を見せてくれた…イメージをさせてくれたことが理由です。“このグループなら、次はこういう曲がいいな”とか、現段階でいろんなイメージがたくさんできたんです。だからこそ、今がLIL LEAGUEを走らせるタイミングとしてバッチリだと思いました」
HIROの言葉も印象的だ。「それぞれアーティストとしてのキャラクターが立っていて、パフォーマンスを見るたびに“将来どうやって伸びていくか”が楽しみになりました。子供と大人の間の世代であるボーイズグループにすごくインスピレーションを受けました」
オーディションで惜しくもグランプリを逃してしまった2チームの今後についても気になるところ。記者から質問が出ると、「オーディションに参加した19人は全員合格だと思えました。ただこのタイミングでは、未来を想像できたLIL LEAGUEがいいなと。僕はそれぞれの人生にタイミングがあると思っています。今回の彼らとの出会いを大切にしたいですし、一人一人に対して新しい物語を提供できるような存在でいたいと思っています」と未来に向けて期待感を語った。なお、LIL LEAGUEは今後EXILEのドームツアーでオープニングアクトのように展開されるパフォーマンス枠「DREAM SPARK」に出演する予定があることも発表された。
突然の発表に驚きを隠せないLIL LEAGUEのメンバーたち。信じられないという思いとうれしさの混じる表情に、記者陣からも笑顔がこぼれる瞬間だった。
iCONZはまだまだ続く。この日、ガールズグループのプロデューサーとしてオーディションを行っている登坂広臣も会場に駆け付け、ここまで勝ち残ってきたボーイズグループを称えながら、ガールズグループの今後の展開について語った。ガールズグループのオーディションの模様は「~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z」にて6月12日(日)から放送予定。
さらに、LDHによる総合エンターテインメントプロジェクト「BATTLE OF TOKYO」のライブ「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」が7月21日(木)から24日(日)に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催されることが発表された。3日目となる23日は「iCON Z 2022 ~Dreams For Children」とのコラボ企画も予定されているという。どんな企画が展開されていくのか注目したい。
「~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z」
テレビ東京系 毎週日曜 後9.00〜9.54
文◎田中莉奈