『RICE on STAGE「ラブ米」~Rice will come again~』が、11月19日(木)に東京・品川プリンスホテル クラブeXにて開幕した。
まさかのお米擬人化!?として2017年11月に初舞台化された『RICE on STAGE「ラブ米」』シリーズの第3弾となる本作。第2弾『~Iʼll give you rice』から約2年の時を経て、再び炊飯ジャーの蓋は開いた!
原作は、テレビアニメ『ラブ米 -WE LOVE RICE-』。前作に引き続いて、村井雄(KPR/開幕ペナントレース)が脚本・演出・作詞を務めている。米の品種を冠したキャラクターたちが登場して、芝居やライブパフォーマンスで味わい深いストーリーを紡ぐ人気シリーズから、キャスト陣のコメントが届いた。
[ひのひかり役:田村升吾]
なんと言っても約2年ぶりに、ラブライス、スターリッス、合鴨ブラザーズが帰ってくることができました! 新しく登場するキャラクターも含めカンパニーみんながお米としてうま味を増しながら成長してきたと稽古をしながら思ってきたので、舞台上でもその成果が発揮できるように頑張ります!僕自身もひのひかりとして、もっともっと作品を引っ張っていける存在になれるよう、千秋楽まで一生懸命やり遂げたいと思います!
[平山役:川上将大]
演出の村井さんの元、稽古でも事細かにいろいろな見せ方を徹底してきました。本番ではカンパニー一同、ラブ米の醍醐味である集団芸というところをバシッと決めていきたいと思います。個人的な見どころは、僕自身過去作でも新しい一面を見せることができたシーンが今回もあるので、グルメの方を良い意味で裏切れるように、進化したところをお見せしたいです!
[弟鴨役:福島海太]
3作目となりましたが、弟鴨としてラブ米の世界に立てることをうれしく思います! 本作ではさらにパワーアップしていますが、特に稽古の段階からみんなで合わせる団体芸やチームワークを大事にしてきました。公演の見どころとしては、ラブライスの成長はもちろん、個人的に見ていただきたいところに弟鴨が成長していくシーンもあります。その中で、グルメには兄鴨(滝口幸広)の存在が温かく見えてきたら良いなと思います。岡幸二郎さんをはじめ、新たなキャストたちが圧倒的なステージを見せてくれると思うので、僕たちとの化学反応をお楽しみいただけたらうれしいです!
[日本晴役:吉澤翼]
ラブ米は初参加ですが、稽古序盤でラブライスをはじめとした団体芸の息が見事に合っていてびっくりしたことを覚えています。僕たち関西米が新しく登場することになって、はつしも役の永田聖一朗くんとは二人でいろいろ話し合いました。その結果として、二人の息がさらに合ったところを舞台上で発揮できるのではないかなと思っているので、楽しみにしていただけたらと思います! 稽古してきたことを自分たちが楽しんでいれば舞台上で出せると思うので頑張ります!
[陸稲耕二郎役:岡幸二郎]
「ラブ米」初参加、新米の岡幸二郎です。いよいよ開幕となります! 世の中はまたまたCOVID君が大暴れし、何だか何もかもが沈んでいるように感じる昨今、劇場に入って舞台セットを見ただけで顔が綻んでしまいました。シンプルな、そしてかわいい色目の「ラブ米」ステージ!! そして場当たりでは出番がない時は客席で見ていたのですが…。「大人が真面目にばかやるのって、何ていとおしいのだろう」と。自粛明けの一発目の舞台がこれで良かったと思えた瞬間でした。お客さまは劇場では大声を出して応援はできませんが、終演後マスクの下は必ず笑顔になっているはず! 手放しで「ぜひお越しください!」とは言いづらいですが、元気をもらいに、ぜひ体感してください。舞台上から元気パワーを送ります!!
公演は11月29日(日)まで同所にて。
©RICE on STAGE「ラブ米」