中山優馬主演のロック☆オペラ「ザ・パンデモニアム・ロック・ショー ~The Pandemonium Rock Show~」の初日前会見と公開ゲネプロが9月17日に開催された。会見には作・作詞・楽曲プロデュースの森雪之丞、音楽の亀田誠治、演出の河原雅彦、キャストの中山、桜井玲香、水田航生、玉置成実、浜中文一が登壇した。
主人公・涼を演じる中山は「初めてお話をいただいたときは、クリエイター陣の豪華さにびっくりしました。毎日の稽古の中で、河原さんの演出によって作品が日々進化していくのを目の当たりし、こんなにパワーを持った作品だったのかと感じています」と挨拶。さらに「昭和の時代を知っている方は『懐かしい!』と感じていただけると思いますし、僕らの世代の方は『こんなに魅力的な時代があったのか』と新しい発見があるのではないでしょうか? 愛すべきキャラクターがたくさん出てきますし、こんな時代だからこそ、何もかも忘れて、大いに笑って楽しんでいただければ幸いです」と見どころは話した。
涼が所属するバンドのリーダーとギターを務める水田は「衣装を着ることで、自分が昭和の時代にタイムスリップしたような気持になれて、よりこの世界にめり込むことができました。来ていただいた方も舞台を見て、昭和のロックを吸収して、明るい気持ちになっていただけると思います。初日を迎えられることに感謝しつつ、最後まで駆け抜けたい」と話した。
人気のグループ・サウンズ「ザ・カニバルズ」のボーカル・野村役を演じる浜中は、「昭和の古き良き八百屋さんで、唯一売れ残ってしまったきのこ役を演じます」とボケると、中山に「全然違う! そういう役ないから!」とツッコまれて苦笑い。「みんなで楽しんではしゃいで作り上げた作品です。ぜひ楽しみにしていただければと思います」と話した。
【東京公演】日本青年館ホール/9月18日(土)~10月3日(日)
【大阪公演】森ノ宮ピロティホール/10月8日(金)~10月11日(月)