現代日本を舞台に、作品世界を鮮やかに彩る美しいメロディと共に“みんながHappyになれるミュージカル”を目指して誕生したColoring Musical「Indigo Tomato」。2018年5月に小林香の作・演出、平間壮一主演で初演された本作が、約1年半という短い期間で、再び平間主演で上演されることが決定した。
「Indigo Tomato」は、自閉症スペクトラムなどの障害がある一方で、記憶や芸術面などで突出した才能を持つサバン症候群の青年と、その家族や友人など青年を取り巻く人々との物語。作・演出を務める小林香の知識と経験、社会を切り取る繊細で優しい感性により、見慣れた日常の景色が目にも心にも、いつもより色彩豊かに映る、そんな魅力を持った作品として好評を得た。
シンプルに自らの人生を生きる主人公・タカシ(平間壮一)と、タカシを認めてくれる人々との関わり、そして日々の生活の中での悩みや葛藤、さまざまな思いを抱きながらも前を向いて生きる5人の登場人物が紡ぐ等身大の物語だ。
出演は、難役のタカシに再び挑むこととなった平間壮一に加え、閉じられた世界に身を置いていたタカシを外界に引っ張り出す野心家に大山真志と川久保拓司のWキャスト。兄弟を見守る明るくポジティブなカフェの店員に安藤聖。脳科学者など一人で多彩なキャラクターを何役も演じ分ける役どころに剣幸と彩吹真央のWキャスト。さらに、兄タカシを小さい頃からずっと支えてきた弟マモル役に長江崚行。新たな顔ぶれも迎え、バージョンアップした「Indigo Tomato」の世界をお届けする。
公演は11月10日(日)~11月11日(月)福島・いわきアリオス小ホールでのプレビュー公演、札幌、大阪、福岡、石川と続く地方公演を経て、12月4日(水)~12月10日(火)東京・東京グローブ座にて。チケットの一般発売は9月7日(土)。