このたび、劇団☆新感線の３作品『偽義経冥界歌』『乱鶯』『けむりの軍団』のBlu-rayパッケージ化が決定した。劇団☆新感線のパッケージとしては、2019年に期間限定＆数量限定で発売された『髑髏城の七人』花鳥風月極 のBlu-ray BOX以来約２年ぶり。ファン待望の新作発売となる。最初に発売されるのが『偽義経冥界歌』で年内発売予定、『乱鶯』と『けむりの軍団』は22年発売予定だ。

『偽義経冥界歌』は劇団☆新感線旗揚げ39周年に当たる19年に“39サンキュー興行”と称して上演され、20年10月にゲキ×シネ上映も行われた。

主演は生田斗真。源義経が実際に奥州にかくまわれていたという史実をベースに、中島かずきが書き下ろしたオリジナル作品。中島ならではのファンタジーも散りばめたストーリーを、いのうえひでのりがキャストの魅力を最大限に生かしつつ極上のエンターテインメントに昇華させた。ゲキ×シネ上映された上質なクオリティーと臨場感あふれる映像を、今度は自宅で楽しめる。

『乱鶯』（16年上演）はテレビドラマや映画でも脚本を手掛けるなど活躍の幅を広げている倉持裕が、劇団☆新感線に初めて書き下ろした本格時代劇舞台。本作は新感線の看板俳優・古田新太が、元盗賊の頭で自分を救ってくれた人たちに必死に恩返しをしようとする渋さと軽妙さとを併せ持つ＜鶯の十三郎＞を演じ、新たな魅力を開花させた作品だ。

『けむりの軍団』(19年上演)は、倉持裕が『乱鶯』に続いて新感線とタッグを組んだ第２弾。主演は同じく古田で、本作では頭のキレる軍配士役を演じている。ズル賢い謎の浪人役にふんしたのは、池田成志。古田と池田がバディを組んで戦乱の世、とある国を舞台に珍道中する。

Blu-rayパッケージの特典内容など詳細は順次発表される。