19世紀半ばのアメリカで大きな成功を収めた興行師、P.T.バーナムの半生を描いたブロードウェー・オリジナルミュージカル『BARNUM』が、2021年3月から東京芸術劇場 プレイハウスで上演されることが決定した。
本作はブロードウェーでの上演後、ロンドンでも上演された人気作。今回が日本初上演となる。伝統的なミュージカル劇場の雰囲気に、サーカスの光景が重なるゴージャスな作品。劇中では、感染症対策を考慮してサーカスシーンの映像を駆使して展開。よりリアルな空間を演出する。華やかなやダンスと歌唱シーンも見どころとなる。日本版演出は、荻田浩一が務める。
音楽、ドラマ、映画、舞台で活躍する加藤和樹が主演のフィニアス・テイラー・バーナム役に、元宝塚歌劇団宙組トップスターでミュージカルを中心に活躍する朝夏まなとが妻のチャイリー・バーナム役にふんする。
共演は矢田悠祐、フランク莉奈、綿引さやか(Wキャスト)、藤原正明、そして中尾ミエ。
さらに12月25日(金)には第2弾キャストの発表も行われた。ジャニーズJr.の原嘉孝と内海啓貴がエイモス・スカダー役(Wキャスト)で出演が決定。章平、工藤広夢、斎藤准一郎、泰智、福田えり、咲良、米島史子、廣瀬水美も出演し作品を豪華に盛り上げる。
上演に先駆けて、加藤と朝夏からコメントが届いた。
[加藤和樹]
映画『グレイテスト・ショーマン』と同じく、P.T.バーナムの半生を元にした1980年初演のミュージカル『バーナム』。台本を読み、彼の半生に触れることで、“サーカスこそ人生だ”、この言葉がぐっと胸に響きました。サイ・コールマンの楽曲は胸が高鳴り、ワクワクを抑えきれなくなる曲ばかりで、誰もがその魅力に引き込まれることでしょう。史上最高のグレイテスト・ショーであるミュージカル『バーナム』…ご期待ください。
[朝夏まなと]
台本を読むだけで、どんな舞台になるのかいろんな想像が膨らんでとても楽しみです。バーナムの妻チャイリーは夫を深く愛している女性なので、陰で支える女性を魅力的に演じたいです。素晴らしい共演者、スタッフの皆さまと作り上げるイカサマと夢の世界をお楽しみに!
公演は2021年3月6日(土)~23日(火)東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて。兵庫、神奈川公演あり。