増田貴久が主演が主演するミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』。このたび、増田を囲む共演キャストと詳しい公演日程が発表された。ミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』は1961年にブロードウェーで初演され、以降1417回のロングランヒットという記録を打ち立てた傑作ミュージカルだ。翌1962年のトニー賞では最優秀ミュージカル作品賞、脚本賞、主演男優賞など7冠を達成し、大きな注目を集めた。1995年にはマシュー・ブロデリック主演でリバイバル上演、さらに2011年にはダニエル・ラドクリフ主演で再び上演され、トニー賞8部門にノミネートされるなど世代を超えて愛される名作。今回、2011年版クリエーティブチームの一人であり、本作を知り尽くしたクリス・ベイリー氏の下、2020年版新演出に挑む。
本公演で主人公のフィンチを務めるのは、先般発表された増田貴久。このたび、新たに発表されたキャストは98年に『ピーターパン』で主演デビュー、以降、抜群の歌唱力としなやかな表現力でミュージカルをはじめ数々の作品で活躍し、近年は『ウエスト・サイド・ストーリー』での好演も記憶に新しい笹本玲奈がヒロインのローズマリーを演じる。歌手、ドラマ、舞台と幅広く活躍し、今年も『サンセット大通り』で存在感を発揮している松下優也。舞台、映画、ドラマ、バラエティーと、女優として幅広く活躍中で今作でミュージカルに初挑戦する雛形あきこ。抜群の歌唱力でグランドミュージカルをはじめとする舞台で活躍している演技巧者の鈴木壮麻。高い歌唱力を生かし「ベイビーレイズJAPAN」のメインボーカリストとして活躍後、ミュージカル女優として活躍の場を広げている林愛夏。音楽デュオ「バブルガム・ブラザーズ」でデビュー後、俳優としても活動し、今年はミュージカル『天国の本屋』にて物語のカギを握る役を演じたブラザートム。さらに、宝塚歌劇団花組トップスターとして約6年活躍し、退団後も観客を魅了する歌声と凛とした存在感でミュージカル作品を中心に歌手としても活躍している春野寿美礼。魅惑のバリトンボイスを武器に数々のミュージカル作品に出演、近年は『デスノートTHE MUSICAL』でその確かな演技力と存在感を見せた今井清隆など、実力と華を兼ね備えた魅力あふれるキャストが集結し、主演の増田と共にこの名作ミュージカルを彩る。
東京公演は9月4日(金)~20日(日)まで東急シアターオーブにて、大阪公演は10月3日(土)~9日(金)までオリックス劇場にて。チケットの一般発売は7月19日(日)。