文化庁移転決定に伴い、京都市の全面協力の下で「和楽器サミット2017」の初開催が決まった。世界遺産・元離宮二条城と、文化芸術ゾーン・岡崎地域にある平安神宮を舞台に、北は津軽三味線から南は沖縄のエイサーまで和楽器界をけん引する若き演奏者が集う。フェスのメインアクトを務め、平安神宮会場での単独奉納ライブ2daysのステージに立つ和楽器バンドの鈴華ゆう子(ボーカル)は「幼い頃から詩吟、剣詩舞に触れてきて、京都は歴史への理解を深めるために足を運んできました。全力のパフォーマンスをします」、蜷川べに(津軽三味線)は「生まれも育ちも京都です。京都で演奏できることは本当にうれしい」、神永大輔(尺八)は「奉納ライブということで、心を込めて演奏します」と意気込む。京都市の門川大作市長は「和楽器という、日本の伝統文化芸術の素晴らしさを国内外に発信していければ」。“日本の窓”京都から和の伝統文化芸能を世界へ発信するサミットになりそうだ。
イベント概要
[開催日時]8月5日(土)、8月6日(日)
[開催場所]京都・元離宮二条城、平安神宮
[お問い合わせ]キョードーインフォメーション 0570-200-888(10:00~18:00)
[公式HP] wagakkisummit.com