A.B.C-Z(橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一)が主演する舞台ABC座『オレたち応援屋!! On Stage』の製作発表が7月30日(木)に行われた。
舞台ABC座『オレたち応援屋!! On Stage』は、2016年に上演された舞台『ABC座2016 株式会社応援屋 OH&YEAH!!』を原案として今秋公開するA.B.C-Z主演映画『オレたち応援屋!!』(公開日未発表)との連動企画で、映画の前日譚(ぜんじつたん)を描いた内容。映画と舞台で、同じ時期に同じ題材、同じ主演者で製作をするのは東宝でも初の試みとなる。
製作発表会見に登壇したメンバーはそれぞれに公演へ向けた思いや、この会見でファンに伝えたいことなどを語った。
橋本良亮「新しく『応援屋』ができるということで、楽しみにしています。インスタなどで応援をしてもらっていますが、手応えが本当にあります。コメントも頂いて、僕たちも元気づけられますので、小さなことでも応援していきたいと思います」
五関晃一「舞台と映画と、どんどん大きくなっていく『ABC座』に負けないように、僕たちも日本中を応援できるようなグループになりたいと思います。自粛期間中、活動ができない中で、一歩外に出たら時間が止まっているんじゃないかと思うほど孤独を感じた。そんな孤独感が一番怖いんじゃないかと思うので、公演とかエンターテインメント活動を通じて、独りじゃないと思っていただけたら。それを舞台と映画で発信していきたい」
戸塚祥太「映画と舞台を比べて、舞台の方が目撃者の絶対数が少ないと思うので、舞台のほうがより個人的な体験になり得るかと思うので、記憶に刻んでほしいですね。自分自身の内面と、舞台上で起こっていることをシンクロさせてほしい。自分でカット割りしたりもできるので、いろんな楽しみ方をしてほしいです」
河合郁人「こういう状況の中で、インスタでたくさんの方から応援メッセージを頂きました。妊婦さんや入院中の方からのメッセージも拝見しました。自分たちにとっても良い経験だと思います。インスタは僕の中ではポップなイメージでしたが、熱いものや気持ちがしっかり伝わるものなんだと思いました」
塚田僚一「舞台も映画もファンの方たちや見てくださる方がいて、“元気になってもらいたい”と思うのはどちらも変わらないですが、映像は1シーン1シーン作り込んで“ここに注目”と、見てもらえる。舞台も稽古で作り込みますが、その場でしか生まれない空気感というか、生もの。席によっても変わるし、自分が見たいポイントが見られる。両方ともいいってことです」
会見では、取材陣から作品にちなんで「これまで応援されてうれしかったことは?」の質問も。すると、エターナルプロデューサー・ジャニー喜多川となっていることもあり、塚田が「2018年のABC座『ジャニーズ伝説』の時に、ジャニーさんが僕たちに“僕はA.B.C-Zのファンだよ”って言ってくれたのがうれしかった」と語ると、それを受けて河合は「それが僕たちだけじゃなくて新聞記者さんもいる前で言ってくれた。しかも僕の誕生日だったんです」と感慨深げだった。
本作には、A.B.C-Z、森公美子のほか、ジャニーズJr.の7 MEN 侍から菅田琳寧、佐々木大光、そして大関荷風、尾崎龍星、小鯛詩恩、滝本海都、稲葉光、冨岡健翔、福士申樹。泉見洋平、ヒロインとして能條愛未が出演する。
舞台版と映画版の違いは、応援屋たちの本拠地「喫茶エール」の店主。舞台版では双子の姉(森公美子)が、映画では双子の妹(真飛聖)が店主を務める。また、どうやって応援屋が結成されるかが舞台で描かれ、その後の活躍を映画でお届けする。舞台から映画へとつながる物語、どちらも必見! 公演は10月3日(土)~28日(水)まで、東京・日本青年館ホールにて。