このたび、8月28日(土)から東京・世田谷パブリックシアターにて『検察側の証人』をジャニーズWESTの小瀧望主演で上演することが決まった。
ミステリーの女王と呼ばれる世界的な推理小説家アガサ・クリスティは、演劇の造詣も深く、戯曲作家としてもまた傑作を残した。本作『検察側の証人』は、『ねずみとり』『蜘蛛の巣』などと並んで世界中で上演され、舞台劇の最高峰と称賛される法廷ミステリーの決定版。「これは私が描いた戯曲の中でも、お気に入りの一つであった」と、クリスティ自身も自伝の中で語る、緊迫感あふれる応酬と観客の度肝を抜く展開が必見の名作が、小川絵梨子の新翻訳、新演出でよみがえる。
注目のキャストは、物語の主人公・レナードをジャニーズWESTの小瀧望が演じる。そして瀬奈じゅん、大滝寛、浅野雅博、寺西拓人、梶原善、成河ら抜群の演技力で安定感ある実力派が名を連ねた。
[小瀧望コメント]
作品のお話を聞いて、ぜひ!やりたいと思いました。改めて読んで、書かれたクリスティ自身も気に入っている作品というのも納得のとても面白い作品だと思いました。演出の小川さんと稽古場で、いろいろと話しながら作り上げていければと思います。小川さんとご一緒できる時間を楽しんで、また先輩方との芝居のコミュニケーションも楽しみです。僕の演じる青年・レナードについては、節々に狂気的な愛を持った人物だなと感じました。僕自身、知らない自分に出会えそうです。全く違った僕をお見せできると思います。まだまだ気の抜けない状況で、我慢をしていただくところもありますが、生で感じるエンターテインメントの素晴らしさを伝えていくことも僕の使命だと思っています。生の演劇に触れて、生の役者のパワーに触れてほしいと思います。劇場では、傍聴席にいるような気持ちでぜひ傑作ミステリーを楽しんでください。
公演は8月28日(土)~9月12日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、9月16日(木)~20日(月)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、9月23日(木)~28日(火)まで大阪・枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホールにて。