劇団☆新感線旗揚げ39周年にあたる2019年に“39サンキュー興行”と称して上演した、生田斗真主演舞台『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』。“奥州三代”と“義経黄金伝説”がモチーフで、源義経が実際に奥州でかくまわれていたという史実をベースに、中島かずき脚本ならではのファンタジーも散りばめたストーリーを、いのうえひでのりがキャストの魅力を最大限に生かしつつ極上のエンターテインメントに昇華させた舞台だ。
本作は大阪、金沢、松本公演を行い、明けて2020年に東京、福岡公演を予定していたものの、コロナ禍により東京は一部中止、福岡は全公演中止となった。公演を楽しみにしていた観客のためにも多くの方に本作を届けるべく、新感線の話題の舞台を映画館で上映する「ゲキ×シネ」上映が予定されていた本作。このたび、全国公開が決定した。また、ゲキ×シネ史上初、映像・音響・シアターデザインに力を入れた没入感あふれる「究極のシネマ体験」と称される「Dolby CinemaTM(ドルビーシネマ)での上映も決定した。この機会に、ぜひ最高の舞台を最高の映像で堪能してほしい。10月24日(土)、東京・新宿バルト9ほか全国公開(ドルビーシネマ含む)。