４月１日、さいたまスーパーアリーナにて「HKT48 春の関東ツアー2017 ～本気のアイドルを見せてやる～」を開催しました。同会場での単独コンサートは約3年ぶりとなります。
今回のコンサートツアーは2月25日（土）群馬県よりスタートし、本日で4会場目。昼公演は4月10日の劇場公演をもって卒業を発表している、AKB48の3期生として2007年にデビューし、2012年にHKT48へ移籍・チームKIVキャプテンとしてグループを引っ張ってきた多田愛佳が地元にて最後のコンサート出演を終え、夜公演は指原莉乃が昨年の選挙公約である「熱湯風呂」を実行いたしました。本日は昼・夜ともに満員15,000名のお客様にお越し頂いております。

開演とともにovertureが会場に鳴り響くと、ステージにはピンスポットに照らされた松岡はなが登場。「HKT48が埼玉にやって来たぞー！」という掛け声を合図に、客席の各所からメンバーが登場しました。「本気のアイドル見せてやるー！」という宣言が飛び出し、大歓声の中「最高かよ」がスタート。会場中を縦横無尽にメンバーが駆け回り、客席近くでのパフォーマンスを展開しました。
今回のツアータイトルでもある《本気のアイドル》楽曲が盛り込まれたメドレーコーナーでは、姉妹グループの楽曲はもちろん、小泉今日子、ももいろクローバーZ、モーニング娘。、そしてTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSの「お願い！シンデレラ」などをパフォーマンスし、会場の熱気を最高潮に引き上げました。
MCコーナーではAKB48選抜総選挙の話題に。最年少13歳の今村麻莉愛（いまむらまりあ）が指原に「来年、総選挙出ないのは本当ですか？」と切り込むと、「本当に最後にしようと思ってる！もう9回出たから」と話し、「新聞記者の方ですか？」と今村への突っ込みに、笑いが起こる一幕もありました。

デビューから10年 AKB48 3期生／チームKIVキャプテン多田愛佳 地元・埼玉県にて涙のラストコンサート

昼公演はデビューから10年、AKB48 そして HKT48のメンバーとして走り続けてきた多田愛佳にとって最後となるコンサート出演。自身のユニット曲「天使のしっぽ」や「完璧ぐ～のね」、そして同じく2012年にAKB48からHKT48に移籍した指原とともに「思い出のほとんど」を披露しました。
デビューから10年間の軌跡映像も上映され、多田は活動を振り返りながら「HKT48は私にとってずっと応援したいアイドルです」と思いを語り、「10年間、たくさんのファンの方と出会えて、たくさんのスタッフさんと出会えて、そしてたくさんのかけがえのないメンバーと出会えた私は、本当に幸せ者だなぁと思います」と感謝の気持ちを笑顔で伝え「あなたがいてくれたから」をソロで歌い上げました。涙をこらえきれず詰まる場面もありましたが、会場から盛大な《らぶたん》コールが起こると、多田はその声援に応えるかのように涙を拭い、笑顔でステージを後にしました。
本編最後には「愛ちゃんへ想いを込めて歌います」と、卒業する多田に向けて「今 君を想う」がサプライズで流れ、お客様も一緒に大合唱となり、多田は泣いて俯く後輩メンバーを最後まで気遣っていました。アンコールでは、多田の後任となるチームKIVのキャプテンに、1期生の本村碧唯（もとむらあおい）が就任することがサプライズ発表されております。

昨年の総選挙から約10か月…指原がついに選挙公約を実行！？

夜公演の中盤、会場スクリーンに突如ダチョウ倶楽部が登場しました。昨年の選挙公約に掲げた《1位になったらダチョウ倶楽部さんに弟子入りして熱湯CMをコンサートでします！》という指原の発言に触れ、「指原！熱湯風呂絶対やるなよ！」との煽りが。歓声が上がる中、スタートした「ジッパー」では指原がステージ上で水着に生着替えし「今年も1位をとって水着でコンサートするぞー！」とまさかの宣言も飛び出し、続く「ナギイチ」で熱湯風呂が登場。応援する矢吹奈子＆田中美久を前に熱湯風呂に入るもすぐにギブアップ…。最後に「来年も1位にしてくれるかな？」との呼びかけに、大きな声援が上がっていました。
アンコールラストには再び「最高かよ」を披露し、さいたまスーパーアリーナ公演は幕を閉じました。
ツアーファイナルは4月14日（金）、東京・NHKホールにて開催いたします。今回のツアーでは全12公演、47,700人動員予定です。
明日はチーム８が「TOYOTA presents ＡＫＢ４８チーム８ 全国ツアー ～47の素敵な街へ～ チーム８結成3周年前夜祭 in さいたまスーパーアリーナ 春の入学式祭り みんな～！８推しになってね～！！」を同会場にて開催いたします。
（C）AKS