4月14日、東京・NHKホールにて「HKT48 春の関東ツアー2017 ~本気のアイドルを見せてやる~」ファイナルを開催。今回のツアーは2月25日(土)群馬県よりスタートし、本公演あわせ全7か所12公演、約47,700名を動員した。
また、体調不良により今回のコンサートツアー出演を見送っていた兒玉遥は急遽出演が叶い、本公演に参加した。
「HKT48 春の関東ツアー2017 ~本気のアイドルを見せてやる~」 ついにツアーファイナル!
場内が暗転し、開演を知らせるovertureが会場に鳴り響くと、ステージにはピンスポットに照らされた松岡はなが登場…という演出で始まる恒例のツアーオープニングでしたが、今回はステージに浮かび上がったシルエットに、会場が大きくどよめきました。
ピンスポットに照らされステージに立っていたのは、体調不良で今回のコンサートツアーの出演を見送っていた兒玉遥。
兒玉の姿に割れんばかりの大歓声が起こり、満面の笑みで「今こそHKT48が本気のアイドル見せてやるー!」と兒玉が堂々と宣言すると、客席からメンバーが登場し大歓声の中「最高かよ」がスタートしました。
続けてデビュー曲の「スキ!スキ!スキップ!」や「メロンジュース」などアップテンポナンバーをノンストップで披露し、会場も一気にヒートアップ。冒頭のMCでチームHキャプテンの松岡菜摘が「はるっぴ(兒玉遥)おかえりなさい!」と声を掛けると、会場からも盛大な「おかえり」の大合唱。兒玉は「オープニング、すごい緊張しました!」と話し、指原は「体力減ってると思うけど、ちゃんとついてきてね!」と声をかけ兒玉も「ついていきます!」と意気込んでいました。
ファイナルを迎えた感想を聞かれた指原は「もう嬉しいわぁ…」とこぼし、笑いが起こる一幕も。「すごく大変なツアーだった」と振り返り、「ハードなツアーがみんな怪我なく終われて良かった!」とほっとした表情を見せていました。
今回のツアータイトルでもある《本気のアイドル》楽曲が盛り込まれたメドレーコーナーでは、姉妹グループの楽曲はもちろん、小泉今日子、ももいろクローバーZ、モーニング娘。、そしてTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSの「お願い!シンデレラ」などをパフォーマンス。ももいろクローバーZの「行くぜっ!怪盗少女」では矢吹奈子のエビ反りジャンプが成功すると、一際大きな歓声が上がっていました。
本編を終えても会場の熱は下がることなく盛大なアンコールが巻き起こり、再び全メンバーがステージに登場。「しぇからしか!」では、メンバーが客席近くでのパフォーマンスを展開し、大盛り上がりとなりました。
そして卒業を発表している2期生の井上由莉耶と岡本尚子に向け「草原の奇跡」を全員で披露。会場中で緑色のペンライトが揺れ、涙を流すメンバーの姿も。岡本は「本当に素敵な景色とたくさんの愛をありがとうございました!」と感謝を伝え、井上は「本当に幸せでした。最後まで全力のアイドルで頑張りたいと思います!」と笑顔。温かい拍手に包まれました。
指原は最後に「皆さん、今日は本当にありがとうございました!皆さんのおかげで最高のツアーとなりました!」とご挨拶。アンコールラストには再び「最高かよ」を披露し、盛大な歓声と拍手に包まれながら、今回のツアーは幕を閉じました。
(C)AKS