WOWOWで放送中のスペインサッカー リーガ・エスパニョーラ。10月28日（日）には世界が注目するバルセロナとレアル・マドリードの戦い、“伝統の一戦クラシコ”が例年より少し早い第10節で実現する。試合に先駆けて10月26日（金）後7.00から、過去の名勝負の中からベスト・マッチを決める特別番組「生放送！バルサvsレアル直前スペシャル ～今夜決定 ベスト・オブ・クラシコ～」がWOWOWで放送される。この特番に、Hey! Say! JUMPの薮宏太の出演が決まった。「全試合覚えているから結果が全く想像できない。純粋にすごく楽しみです」と語る薮は、2016年のサッカー番組初出演以来、何度かWOWOWの番組に出演している。今回の特番では過去15シーズンのクラシコを振り返り、視聴者からの投票も受け付けて“ベスト・オブ・クラシコ”を決めることになるが、「僕はレアルが好きなので、2004-05シーズンにジダン選手がゴールポストに激突しながらもヘッドで決めたゴールが印象に残っています。この年はもう優勝できないと決まっていましたが、クラシコに懸ける気持ちは別物という姿勢に感銘を受けました」と振り返る。

さらに「覚えていることがすごく多いので、あの時は悔しかったとかうれしかったとか、私情ばかり話しちゃうかもしれないです。2005-06年にレアルのホームで、敵のロナウジーニョ選手にレアルファンが拍手を送ったシーンも、僕は会場にいたわけではなかったのでそんな心境ではなかった。むしろ“看過できない”という気持ちでした」と、筋金入りのレアルファンの気持ちを告白した。

今シーズンはバルセロナとレアル・マドリードの両チームが格下チーム相手に敗れるなど、波に乗れない状況が続いている。この状況下でのクラシコに関して、薮は「今のリーガは複雑な状況。原因は2強の不調で、その理由はそれぞれ違う。バルセロナはビダルやアルトゥールなど新戦力が入って、ターンオーバーを採用する中でまだチームができていない、希望を含んだ調子の悪さ。一方のレアル・マドリードは補強ができず、けが人が増えて、主力に疲労が溜まっての不調。前評判はバルセロナほうが絶対高いと思います」と分析した上で、レアルファンとして「僕が期待するのはアセンシオ選手。今までは得点を獲りにいく選手ではなかったですが、エースのクリスティアーノ・ロナウド選手が移籍して、ここで彼が一皮むけなければチームに光が見えない。負傷から戻ってくれば、もちろんベイル選手がエースだと思っていますが、誰かに覚醒してほしいという願いも込めてアセンシオ選手の活躍を見たいです」とコメント。そして、クリスティアーノ・ロナウドの抜けたレアル・マドリード、イニエスタが移籍したバルセロナ。ここ数年とは様相の違う“新時代のクラシコ”に関しては、「今までの“メッシ対ロナウド”の構図が変わり、どういう試合になるのか、注目のポイントがどう変わるのか、楽しみしかないです」と語っている。

普段はどんな友人とサッカーを見ているのか？の質問に、薮は「Hey! Say! JUMPで同じメンバーの知念（侑李）とかは、たまに家に遊びに来て一緒に見たりします。EURO（サッカー欧州選手権）はほぼ全試合、家で一緒に見ました。ワールドカップもそうです。もはや合宿ですね（笑）」と回答。「試合前だと、友達とかの誘いも断っちゃうんです。“もうすぐ試合で早めにお風呂入って着替えたいから”みたいに。でも、今回の特番でMCを務めるヒデ（ペナルティ）さんとも仲良くさせてもらっているので、サッカー友達にはあまり困ってないです（笑）」と、サッカー観戦への情熱を語った。

最後に今シーズンのリーガの見どころについて「日本人選手の活躍にも期待していて、乾選手も柴崎選手も厳しい状況ですが、チャンスさえあれば絶対に上がってくる選手だと思っているので頑張って欲しい。リーガ全体で見ると、今までだったらバルサとレアルの2強のどちらが優勝するかという感じでしたが、混沌としていてどう変わっていくのか。優勝争いにアトレティコ・マドリードにセビージャ、バレンシアにベティスも入ってくるかもしれない。その中でこのクラシコを境に、レアルとバルサのどっちが上昇気流に乗るか。それがどうリーグに影響していくのか、楽しみです」とクラシコへの期待感を語り、締めくくった。

「生放送！バルサvsレアル直前スペシャル　～今夜決定 ベスト・オブ・クラシコ～」

ＷＯＷＯＷライブ　10月26日（金）後7.00～9.00　※無料放送

世界が注目するバルセロナとレアル・マドリードの戦い、伝統の一戦クラシコ。WOWOWが15シーズンに渡って放送してきた数々の名勝負の中からベスト・マッチが決まる。

ＭＣ：ヒデ（ペナルティ）

ゲスト：薮宏太（Hey! Say! JUMP）、鈴木美羽（2018-19WOWOWリーガール）