2012年にNitro+CHiRALから発売されたBLゲーム「DRAMAtical Murder」。未来の離島・碧島を舞台とするアドベンチャーゲームで選択肢によって物語が分岐する。電脳世界と現実世界、デジタルとアナログが交錯した独自の世界観で人気を博し、アニメ化やコミカライズに次いで、19年12月についに舞台化。ゲームのごとく後半から物語が複数のルートに分岐するステージは完成度の高さから大きな反響を呼び、上演から3年たった今でも “ドマステ”と呼ばれ、SNSでは話題が途切れることなく再演を望む声が後を絶たない。
そんな熱い声を受けて23年ゴールデンウィークに脳内クラッシュ演劇『DRAMAtical Murder』フラッシュバックとして、ついに待望の再演が決定した!
今回の「フラッシュバック」では、初演で上演された紅雀、ノイズ、ミンク、クリア、蓮の5ルートに加えて新たにウイルス&トリップのルートが追加される。
ウイルスとトリップは舞台となる碧島のヤクザの構成員で、似通った見た目をしているが双子ではないという、謎めいたつかみどころのないキャラクター。彼らの裏の顔が明かされる、原作ゲームでもダークな側面が強いウイルス&トリップルートが舞台上でどのように表現されるのか、乞うご期待!
演出は前作同様、人気劇団・柿喰う客の中屋敷法仁。 22年3月に上演した同じNitro+CHiRALのBLゲーム「sweet pool」を原作にした「本能バースト演劇『sweet pool』」を経て、さらにブラッシュアップされた再演となることは間違いない。
複数のルートを駆け抜ける主人公・蒼葉役は、ミュージカル『刀剣乱舞』やミュージカル『テニスの王子様』など数々の話題作に出演している永田聖一朗が初演に引き続き務める。 また、紅雀役の小波津亜廉、ノイズ役の富園力也、ミンク役の八巻貴紀、クリア役の山縣悠己、 ウイルス役の富永勇也、ミズキ役の岩城直弥、蓮/セイ役の山﨑晶吾も前作から続投する。さらに今回新たに、トリップ役の磯野大と悪島役の牧田哲也がカンパニーに加わることが決定した。
計6種類のエンディングで“ドラマダ”の世界観を見せる今回の“ドマステ”。公演スケジュールの詳細やチケット情報は続報にて。
再演決定に当たり、演出の中屋敷、主演の永田からのコメントが届いた。
[中屋敷法仁コメント]
3年前に初演された『DRAMAtical Murder』。あの衝撃は今でも僕の脳内をクラッシュし続けています。今回、皆さまの熱い要望にお応えし再演が決定いたしました。いえ、再演ではありません。「フラッシュバック」です。初演の衝撃度をさらに加速させた強烈な舞台となります。脳内クラッシュ演劇『DRAMAtical』Murder」フラッシュバック︕ ぜひ、劇場で目撃してください︕
[永田聖一朗コメント]
3年たった今でもあの瞬間の熱や感動、がむしゃらに走ってきた日々を鮮明に覚えています。まだまだ脳裏に焼き付いてます。あの世界を皆さまにもフラッシュバックしていただけたら、そして前作よりもさらにルートも増え濃密でパワーアップした作品にできたらと思います。再び皆さまの前に蒼葉として戻って来られることをとてもとても光栄に思います。全力で向き合います。全力で脳内をクラッシュします! よろしくお願いいたします。
公演は23年4月28日(金)~5月7日(日)まで、東京・品川プリンスホテル ステラボールにて。
©2012 NITRO ORIGIN
©脳内クラッシュ演劇「DRAMAtical Murder」製作委員会