このたび、2021年10月に上演が決定したタクフェス第9弾『天国』の各地公演日程と会場など詳細が決定。さらに主演の原嘉孝、入山杏奈ら出演者によるメインビジュアルが公開された。
「タフフェス」とは、脚本家、俳優としてテレビドラマや映画などで活躍を続ける宅間孝行が仕掛ける極上のエンターテインメントプロジェクト。出演者による「ふれあいタイム」を実施したり、終演後には出演者も観客も一緒になってオリジナル曲に合わせてダンスをするなど、ただ見て感動するだけでは終わらないLIVEの楽しさを追求し劇場空間をプロデュースしたフェスティバルだ。数々の名作を生み続ける宅間が、4年ぶりとなる新作を書き下ろしたのが『天国』。 本作は宮城県石巻市にある「山田劇場」を舞台に、映画、芝居、興行に奮闘するちょっぴりお間抜けな愛すべき人たちの優しさ溢れる日常を描く。
本作で主演を務める原は、舞台『両国花錦闘士』(20年/明治座ほか)をはじめとする数々の舞台で活躍。今回がタクフェスシリーズ初参戦となり、劇場で働く従業員・島村龍太郎を演じる。劇中で自身初の東北弁に挑戦することに対し、原は「お芝居で地方の言葉をしゃべるのは初めてですが、セリフを全て方言に変換した音声で送っていただきました。東北地方の温かさ、人間の温かさを感じさせる方言という印象。その温かさが作品の印象に加わって、更に深みを増した物語を届けたい。『天国』は、今の世の中だからこそ、お客さまに響く作品だと思うので、ファンの方はもちろん、さまざまな苦しみを心に抱えている人、何かを表現する立場にある人にもぜひ見に来てほしいです」と意気込みを語った。
共演には、作・演出・出演の宅間に加え、タクフェス第4弾『歌姫』(16年)では初舞台にしてヒロインを務めたAKB48の入山杏奈、タクフェス第6弾『あいあい傘』(18年)に出演し『テニスの王子様』をはじめ数々の作品で活躍する大薮丘、モト冬樹、鈴木紗理奈ら実力派役者陣が再集結。また、タクフェス初参戦となるキャストには、お笑いコンビのハマカーンの浜谷健司、14年公開実写映画版『魔女の宅急便』出演の広田亮平ら多才な出演者が名を連ねて4年ぶりの新作に挑む。
公演は、名古屋公演を10月22日(金)~24日(日)名古屋市公会堂にて、札幌公演を10月29日(金)、30日(土)道新ホールにて、新潟公演を11月6日(土)りゅーとぴあ・劇場にて、仙台公演を11月20日(土)電力ホールにて、大阪公演を11月24日(水)~28日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて、東京公演を12月1日(水)~12日(日)サンシャイン劇場にて上演する。