菅田琳寧(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)が初主演を務める舞台『陽だまりの樹』が、3月5日に東京・ヒューリックホール東京にて開幕。初日公演を前に、開幕直前取材と公開ゲネプロが行われた。
手塚治虫による不朽の名作「陽だまりの樹」は、これまでアニメやドラマ、舞台としてさまざまな形で展開されてきた。時代を超えて愛される本作の、個性あふれる新キャストが結集し新たな形での上演が実現した。今に重なる時代の転換期・幕末を舞台に、殺陣や歌を織り交ぜて送る青春劇をフレッシュな魅力で届ける。
ちゃらんぽらんだが優れた技術を持つ蘭方医・手塚良庵を演じるのは、舞台初主演を務める菅田琳寧。菅田をはじめ、今作でも華麗な殺陣を披露する早乙女友貴、時代劇初挑戦に意気込みを見せる日比美思、舞台出演が初となる阿達慶(ジャニーズJr.)、舞台に加えミュージカル、ドラマ等活躍の場を広げる太田将熙、近江谷太朗、我善導、高木トモユキ、中西良太、そしてダンカンら多方面で活躍する個性豊かな俳優陣が集結した。脚本家であり、方南ぐみ企画の主宰を務める樫田正剛が脚本・演出を務める。
開幕直前取材は舞台上で行われ、主演の菅田琳寧、早乙女友貴、日比美思、阿達慶太田将熙、ダンカンが登壇した。
[菅田琳寧コメント]
とうとう初日を迎えました。芝居が未熟な中、演出家の樫田正剛さんを含め、キャストの皆さんに支えていただきながら、ここまで来ることができました。この後、本番がございますので、座長として堂々とステージに立ちたいと思います。メンバーが外部の舞台で主演をやったりと活躍しているのを見てすごく刺激をもらっていたので、僕も外部の舞台で演技を学びたいなと思っていました。なので、お話を頂いた時はすごくうれしかったです。その後、出演者一覧を見て、まさかの自分が座長ということで「僕、座長を任されるんだ」という緊張や不安もありましたが、皆さんのサポートのおかげでここまで来ることができました。キャストの皆さんに恵まれてとても幸せです。(コロナ禍の)今のこの時期と重なる部分もありますので、この作品を見て命の大切さを改めて考えていただけたら幸いです。
[阿達慶コメント]
初演技、初舞台になりますが、見に来られる方にはそういうことは関係ないと思いますので、日々ベストを更新していけるように頑張ります。最初に比べると緊張は和らいだ感じがするんですが、まだちょっと緊張している部分はあります。(医者の)太田東斎を演じたのが阿達慶でよかったなと思ってもらえるように頑張ります。
公演は3月14日(日)まで同所にて。3月27日(土)、28日(日)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。
©舞台「陽だまりの樹」製作委員会/宮川舞子