RIKU っていうのは、まだファンの皆さんがなかなか見られてない陣くんの顔かな。
陣 見られてないですね、カメラ回ってないからね。
RIKU それがまたシュールで面白いんですよ(笑)。
――RIKUさん、神谷さんについてはいかがですか?
神谷 見たことがない一面になっちゃうんですけど。RIKUさん、常に筋トレとかピアノとかしたり、SNSやブログを更新しているので、いつ寝てるのかなって疑問があります。
陣 あ~確かに!
神谷 例えば合宿や泊まりがけでどこかに行った時。夜遅くに仕事が終わってるのに、RIKUさんは次の日の朝早く走ってるとか。もともとみんなで一緒に住んでた時も、夜遅かったはずなのに、朝ご飯食べる時とかもう風呂入って一回走ってきたんじゃないかくらいのすがすがしさで。このテンションのままいるんですよ。やっぱり朝ってみんな「…おはようございます」とか、「あ~…」みたいな。寝ぼけているし、ぼーっとしていることの方が多いじゃないですか。でもRIKUさんはもうすでにこのテンションなんです。
RIKU ふふっ。
神谷 いつ寝てるのかが見えない。
陣 ショートスリーパーだもんな。
RIKU しっかり寝てますよ、僕は。
神谷 ん~?(笑)
RIKU いつ寝てるのかなって、僕は逆にパフォーマーに対して思いますね。やっぱりお付き合いでお呼ばれしたり、誰かとご飯をご一緒する機会が多いメンバー…特に陣くんとかそうなんですけど。どんなに前の日遅くても、集合時間に遅れず絶対に現場に来るんですよ。つらいのは顔で分かるけど(笑)。それこそ僕は無理だなって、できないなって思う。ちょっと最近は睡眠短い日も続きましたけど、うまく配分してます。昼寝時間をちょっと作ったりとか。
神谷 移動の時とかも寝てるのは見たことないんで。
RIKU ははは! 大丈夫だよ。あとは健太だよね。僕、健太とは結構一緒に飲んだりすることがあるんです。前に、メンバーみんなでスタッフさんも含めてご飯食べて、飲んで。たまたま2人になってそのままもう1軒飲みに行こうっていうことになって。健太と飲んだ時、僕いつも写真撮るんですよね。健太に「写真撮ろうよ」って言って。カメラに向かって「イエーイ」って僕が言うんですけど、そしたら絶対こんなふうにやってくるの。(RIKU、神谷にガバっと両手で抱きつく)でも本人は翌日全然覚えてないんです。
神谷 覚えてないんです。
RIKU 覚えてるんですよ、絶対。
――真相は?
神谷 …恥ずかしくて、覚えてないって言ってます(笑)。
RIKU 普段の健太は絶対そういうことをやらないんですけど、実はすごく甘えん坊なんです。それは多分メンバーしか知らないと思う。
――RIKUさんに甘えてるんですかね?
RIKU だってね、こんななんですよ!?(さらに至近距離で抱きついて、顔と顔をグッと近づけて)
神谷 へへ。
陣 仲良しだなぁ(笑)。
山本彰吾×長谷川慎×鈴木昂秀
――まず皆さんの演技のお仕事についてお聞きしたいのですが、山本さん鈴木さんは「HiGH&LOW」シリーズに出演。ご自身の演技に対する気持ちや向き合い方は変化しましたか?
山本 いや! 僕らそこまで話ができるような経験はしていないので…!(照)
鈴木 です! そんなそんな…(照)
山本 何も語れはしないですけど、ただ…なんだろうな。すごく緊張して、こんくらいかなってイメージで演技をするとだいたいうまくいかなかったんですよ。だから常に120%でやることが今となっては正解だったんだなって思います。とりあえず自分の気持ちに正直にならないといけないなぁって。演技は何回か繰り返していく中で慣れていく部分、分かっていくところがあると思うので、そんなまだまだ僕らは芝居を…。
山本・鈴木 語れない!!
山本 間違いない。
――辻を演じた鈴木さんは、山本さん演じるヒカルとは対照的なキャラクターでしたね。
山本 確かに!
鈴木 ハハハ! そうですね。それこそ自分は3、4年前ぐらいに、「HiGH&LOW」 シーズン2の時から鬼邪高メンバーとして出演させていただいていて。轟役の前田公輝さんがいるおかげで、自分と龍…辻と芝マンは成り立っていると僕は思っていて。この前の映画(『HiGH&LOW THE WORST』)も、ドラマ版も轟に教えてもらいながらやって。本当に公輝さんがしっかり言ってくれるんですよ。「このシーンの俺らはこうだから、辻・芝マンの2人はこうしたほうがいいんじゃない?」って、すごく的確にアドバイスしてくれるんです。本当に優しくて。自分と龍は、本当に周りの方に助けられながらの撮影でした。もちろん頑張ってやってるんですけれど、自分たちだけで考えても通用しなくて。キャリアのある…というか、やっぱり俳優業をやられている方の意見がすごく参考になっていました。そのアドバイスを基に、監督さんと話した時にそうしようかってことにもなるし。本当に楽しかったです。いい映画とドラマになりましたね。