坂本昌行主演ミュージカル『THE BOY FROM OZ supported by JACCS』が、5月に東京と大阪で上演されることが決まった。
『THE BOY FROM OZ supported by JACCS』は、2005年に坂本主演で上演され、その後二度にわたって再演されるなど、そのパフォーマンスで好評を博したヒット作。日本初演から15年、再々演から12年を経て、今春また魅惑の舞台が帰ってくる。
本作の主人公は、1970、80年代にアメリカを中心に活躍したオーストラリア出身のエンターテイナー、ピーター・アレン。本作は、波瀾万丈な人生を送ったピーター・アレンの人生を中心に、さまざまなテーマの詰まった作品。ハリウッドを代表する大スター、ジュディ・ガーランドとの出会い、その娘ライザ・ミネリとの結婚、離婚、同性愛にエイズと、彼はその波瀾万丈な人生をいかに生き抜いたのか。
今回、坂本はもとより、演出のフィリップ・マッキンリー、振付のジョーイ・マクニーリーに加え、ジュディ・ガーランド役の鳳蘭、ライザ・ミネリ役の紫吹淳、ピーターの母親マリオン・ウールノー役の今陽子が再集結する。さらに、ピーターの恋人グレッグ・コンネル役にジャニーズJr.の寺西拓人、敏腕マネージャー、ディー・アンソニー役に宮川浩という新メンバーの出演も決まった。
(坂本昌行 コメント)
お客様に再び、この作品とピーター・アレンという人間に触れてもらえることが非常にうれしいです。前回の公演が12年前なので覚えていないことも多いのですが、音楽を聴くと当時の記憶が蘇ってきて、楽しさと緊張が高まってきます。初演のときはまだ30代前半でしたが、月日を経て、ピーター・アレンが亡くなられた年齢と同じ年齢で今回演じることができるのは、何かの運命のように感じています。共演者やスタッフの皆様の力も借りて、令和の『THE BOY FROM OZ』をお届けします。
東京公演は5月2日(土)~17日(日)まで東急シアターオーブにて。大阪公演は5月22日(金)~26日(火)までオリックス劇場にて。チケットの一般発売は4月4日(土)。