8月30日(金)深1.10~1.39分放送の「新・日本男児と中居」に前田裕二が日本男児ゲストとして登場!
月刊「TVfan」(24日発売)では毎月、中居正広がMCを務め、新しい価値観で生きる新時代の“日本男児”を紹介していく番組「新・日本男児と中居」(日本テレビ 毎週金曜 深0.30~)の連載をお届け。発売中の2019年10月号では、9月6日(金)放送分の収録リポートと共に、これまでにゲストとして計7回も出演している前田裕二さんに、番組の面白さや中居との出会いについてたっぷり語ってもらったインタビューを掲載、すでに多くの反響が届いている。
そんな前田氏が、8月30日(金)放送の総集編にも新・メモ魔男児として登場。ベストセラーになった「メモの魔力」の著者として知られ毎回収録中にメモをとる姿も気になる前田氏が、そのメモから見える新しい生き方を解説する。それを記念して、本誌掲載インタビューの特別版をここで大公開!
――ゲスト出演回数最多。番組とも中居さんとも相性がピッタリな印象です。
ありがたいことです。純粋に中居さんと話すのが本当に楽しいんですよね。すごく波長が共鳴するのを感じていて、お話をいただいたら最優先で出たいって思うほど、楽しい番組。内容についても秀逸で、毎回かなり変わった価値観の持ち主に出会える。彼らの話を聞くと、“本当にこんな人がいるんだ!?”と、見識が広がりつつ、自分の価値観もアップデートされる感覚がある。大変、楽しませていただいています。
――これまでで印象的だった“新・日本男児”は?
全員が強烈に印象的ですが(笑)、「勉強になった」という観点でピックアップするなら、“インスタですぐデザイナーになっちゃった男児”(6月21日放送)。一番の学びポイントは、客と店の境目が本当に溶け始めているなと。つまり、本来「お客様側」にいた人が気軽に「お店側」に回って、強固なブランドを持てる時代なんだなということをあらためて強く感じました。これって、同種の夢を持つ人たち(でも迷ってしまっている人たち)が一歩踏み出して挑戦する際の大きな支えになるなとも思ったんです。
学びというより、インパクト観点で選ぶなら、“ICチップ埋め込み男児”(5月10日放送)ですかね。世の中大体のことは共感できるんですけど、彼は…そこまで深い共感までいかなかったかな(笑)。まだ、自分の身体にチップを埋め込みたい、とは思えていなくて(笑)。ただ、新しい価値観自体はすっと理解できました。わざわざ体に埋め込まなくても、いつも持っている携帯電話にその機能を入れてしまえばそんなに利便性は変わらないはずなんだけど、それでもやはり、自分の身一つで何らかの新しい機能を果たすことに意味があるんだっていう、ある種中二病的な(笑)。小さい頃の夢を叶えている感じが男の子っぽくていいなと思いました。
――毎回、前田さんは新・日本男児に共感して、その方の思いを分かりやすく代弁していらっしゃいますよね。
まず知らない価値観を受け入れたいなと思うので、その彼が言うことを一通りメモに書いていますね。まずは全て書いてみて、「ふむふむ、そうかそうか…」って理解するところから始めてるんです。正しく咀嚼・理解した後に、それらの現象を抽象化・一般化するのですが、そうすると、もしかしたら共感できるかもしれない、というところまで至るケースがほとんどです。ICチップの彼も、そもそも彼が具体的にやっていること、つまり体にチップを埋め込むこと自体は大して共感できない。だけど、一度それを一歩引いた目で見た時に、子供の気持ちを忘れずに大人になるってステキだなっていうところは共感できるなと。
――メモ魔として知られる前田さんですが、1本の収録でメモする量は何ページ分くらいですか?
大体、ノート見開き2ページでまとめるようにしています。多いときだと4ページ。
――8月9日の放送でもお話されていましたが、中居さんも実は、家のあちこちやカバンの中にノートを常備しているメモ魔でいらっしゃいます。
ねっ! 僕、それまで存じ上げなくて。中居さんのテレビでのイメージって、飄々としていて、「ゆるく生きようぜ!生姜焼き食べるべー!」みたいなリラックスした感じだったんです(笑)。けど、一緒にいると、本当は物凄く努力家で、仕事に大して最高に真っすぐで真摯な方だな、と感じる。でも普段スクリーンを通すと、そういう部分はそこまで感じない。だから今回は、メモ魔の話をしてくれて、中居さんのそういった熱心な部分を表に出すこともあるんだなって、ちょっとビックリしました。そういうご自身のお話をしてくださったのがうれしい。ただ僕、あのときはその話はあんまり引き出しちゃいけないんじゃないかと直感したので、それ以上のお話はまだしてないんです。中居さんのメモ魔も相当なレベルだと思うので、メモの話ももっとお聞きしたいですよね。
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