林翔太が主演を務める「海の音楽劇『プリンス・オブ・マーメイド2022』~海からの2000年後のおくりもの~」が、東京・こくみん共済coopホール/スペース・ゼロにて開幕。初日公演を前に公開ゲネプロが行われた。
本作は、昨年8月に好評を博した初演からさらなる進化を遂げた2022年版再演。「人魚の王子」と「伝説の国の王女」との愛と冒険の物語を通して、壮大な海の音楽劇として「海と人間の共存」というテーマを描き出す作品だ。
林は、主演の「人魚の王子」カイ役を演じる。歌、ダンス、そしてフライングなどのアクロバットも華麗にこなし、林の魅力が全面に発揮された舞台をなっている。
ヒロインの「ティヤム王国の王女」ルナを七木奏音、「海の魔女」セイレーンを彩乃かなみ、「海賊王」バッカーナを津田英佑、「海の道先案内人」ベニクラゲを野添義弘が演じている。
ゲネプロのカーテンコールに七木、彩乃らと共に登場してあいさつした林は「ひとまず初日を迎えられて一安心というか、ホッとしています。この作品を楽しみにしてくださっているお客さまにお届けできることを本当にうれしく思っております」と初日を迎えた思いを述べて、「スタッフの皆さんがこの作品をパワーアップしていって毎年のように続けていきたいという気持ちがすごく強く伝わってきて、僕もできることなら、これからもずっと続けていきたいと思います。今回は新しい技にも挑戦させてもらってはいますが…、まあ、一番真ん中にいる人が一番大変じゃないといけないと思うし、僕は“この技をやってください!”と言われたら、何でも引き受ける覚悟でやっていきたい。…まずはみんなで協力し、感染対策もしっかりしながら頑張りたい。全員で一丸となって千秋楽を目指したい!」と、力強く意気込みを語った。
公演は8月8日(月)まで同所にて。