EXILE TRIBEの新グループとして結成されたFANTASTICS from EXILE TRIBE(以下FANTASTICS)。EXILEの世界と佐藤大樹をリーダーにパフォーマー集団として2016年に結成され、さらに約3万人のなかから選ばれたボーカルの八木勇征と中島颯太が加入。
満を持して、昨年の12月5日に「OVER DRIVE」でメジャーデビューを果たしたFANTASTICS早くも2ndシングル「Flying Fish」を4月3日にリリース。自分を信じて、前を向いて進んでいく姿を描いた爽快感のある1曲になっている。
TVfanで初インタビューとなった今回は、結成前の印象から衝撃的なデビュー時のエピソードまでたっぷりと語ってもらいました。
さらに、【佐藤大樹・澤本夏輝・木村慧人】【八木勇征・中島颯太】【世界・瀬口黎弥・堀夏喜】の3グループにわかれ、ここでしか聞けない最新情報や今後の未来についてなど盛りだくさんでお届けします!
――グループ結成前からも親交があったメンバーは?
佐藤 僕と(木村)慧人と澤本夏輝は、EXPG STUDIO東京校の生徒だったんです。慧人はキッズから踊っていて、その時代を僕も知っているんです。さわなつ(澤本)は僕が入った1年後くらいに入校して、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、JSB)さんのツアーで仲良くなりました。
――3人は一緒にレッスンに出ていたのですか?
木村 はい。
佐藤 その時、僕たちの先生だったのが世界さん。(瀬口)黎弥は福岡校で堀夏喜は名古屋校の生徒でした。
堀 僕はJSBさんのツアーで皆と出会いました。
――先生だった世界さんから見て、当時3人はどんな生徒でした?
世界 超イケイケな感じで。
佐藤 一番イケイケじゃないですか(笑)。
世界 なんかやだなと思ってて。
澤本 やだな⁉
木村 あらら…。
世界 怖いな~と思ってて。みんなイケメンだし、やっつけてやろうかなって(笑)。
佐藤 生徒をそんな目で見てたんですか⁉
木村 先生~(泣)。
世界 レッスンでは、大樹はとにかく一番目立ってましたね。
佐藤 イェイ!
世界 へ…上手くはなかったですけど(笑)。
木村 今、「へ」って(笑)。
世界 でも当時すごくパッションというか、本当にダンスが好きなんだなっていうアツい思いがビシバシ伝わってくる少年でした。さわなつは、きれいな手足をもつ男の子だなと。ダンスのスタイルもきれいなR&Bで、当時あの学校にはいないタイプ。慧人は、同世代のRAMPAGEやBALLISTIK BOYZ達のなかでは、正直埋もれていましたね。そのなかで地道にコツコツ練習して、さわなつ達に出会っていろんなことを教わったりしていたのが印象的でした。なっちゃん(堀夏喜)は、JSBさんの「BLUE IMPACT」ツアーで初めて一緒だったんですけど、背が高い子がいるなっていうのが第一印象です。ダンスもスタイリッシュでしたね。黎弥は、FANTASTICSを組む前に初めて知りました。僕が初めて黎弥を見たのは、東京校のクリスマス会。生徒たちのダンスバトルで、ものすごくリーダーっぽい子がいるなと。その頃は、まだダンス2年目くらいでテクニックはなかったけどとにかく目立っていました。そこから(中尾)翔太を含む5人で活動していました。“期待の新人たち、現る!”って感じでしたね。
――皆さんキャリアはバラバラなんですね。
木村 そうですね。
――世界さんとの出会いを振り返って、TETSUYAさんが以前、「小さいころから知っているから、今一緒にEXILEでパフォーマンスをしているなんて不思議!」と話されていました。
世界 不思議ですよね…。でもそういう意味では、慧人と一緒にやってるのもすごく不思議。キッズダンサーと一緒にチームを組むみたいな感覚なので。TETSUYAさんもこういう感じだったんだろうな(笑)。
――「EXILE LIVE TOUR 2018-19“STAR OF WISH”」の会場でデビュー発表でしたね。皆さんのお名前がスクリーンに出た時、お客さんたちが一斉に立ち上がったのが印象的でしたが、ステージから見えました?
佐藤 見えました! 僕たちは下から上がってステージに出たんですけど、お客さんが僕たちの顔を見て立ち上がってくれた姿は見えました。自分たちが思っていた以上の熱気を肌で感じて、“待っていてくれたんだな”って強く思いましたね。お客さんたちがすごく温かかったです。
――ズバリ緊張した人は…?
佐藤 いや、皆じゃない⁉
澤本 全員緊張してましたね。
世界 僕は(八木)勇征の隣で出てくるんですけど、オーディションの時より緊張した。
木村 緊張しました…。
八木 「OVER DRIVE」の歌い出しは、フェイクがあってキーが高いので、めちゃくちゃ集中しましたね。