◎お広:洋あおい
OSK時代から男役が長く続きまして、今回お広さんは悲劇の女ということで、悲劇のお母さん役は初めてでございます。悲劇の男は何年もやらせていただきました、また喜劇のお母さんもやらせていただきましたが、今回は本当に緊張感高まる中、大先輩のみなさんとご一緒にこのようなご縁をいただきました。全力で挑んで参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
◎嘉平:赤井秀和
原作を読んだ時に、神仏を信じたり、拝んだり、祀ったりすることが人にとってどれだけ大切なことか、また人というのはいろんな顔をしている人がたくさんいてるけど、結局は悪人はいてないんやぞということを学びました。私が原作を初めて読んだ時の震えた心をご覧いただける皆さんにも感じていただきたいと思いながら演じたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
◎善次郎:曾我廼家文童
ざこばさんがご主人のところに奉公している番頭主、またそこで働いている方々、お店の中で働いているのがもしそのまんま日本の国だったら、この国は素晴らしい国だったんだろうなと思います。だからこのお芝居で旦那様、また番頭、丁稚さん、全てにいたるまで、その心持ちが世の中の見に来てくださるお客様に通じたら、こんな良い芝居はないんじゃないかと思いますんで、どうぞよろしくお願いいたします。
<質疑応答>
――室さんにおうかがいします。大先輩の皆様からアドバイスはうかがいましたか? また、出演する関西ジャニーズJr.をまとめていくにあったっての心積もりは?
室 え~と…一問目なんでしたっけ?(会場爆笑) 皆さんとは今日初めてお会いしたので、まだおしゃべりをさせていただいていないのですが、これから日を追うごとにガンガンいこうかなと思っています。こういうチャンスは滅多にないですから、こういう時にこそ普段接することができない方々と交流を深めていきたいと思っている所存でございます。
――聞いてみたいことは?
室 時代劇をやったことがないですし、昔のことをあまり知らないので、ギリギリ平成生まれなので。そういうことも聞きながら、お芝居とかに取り入れられたらなと思います。
――後輩たちをまとめる先輩としては?
室 僕自身もあまりしっかりしていなんですけど、一応、この関西Jr.の中では年上で一番長くやっているので、ね。大橋くんや朝田くんは初めてこういう外部の舞台に出るので、その辺は分からないことがあれば、僕の教えられる範囲で教えて、そしてこちらの先輩方からもらった知識を教えてあげられたら。藤原くんは一度外部の作品(「寝取られ宗介」)に出ているので、その辺は心配なく。この子はできます!
藤原 ハードルを上げるな!
室 いや、上げとこ?
藤原 やめて!
室 関西人やもん。できるやろ?
藤原 …ちょっとだけできます(笑)。やめろやめろ恥ずかしい!
室 はい、頑張ります!
【公演情報】
6月1日(木)~11日(日) 大阪松竹座
5月5日(金・祝)午前10時よりチケット電話・Web受付開始
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