妻夫木:言った時点で秘密ではなくなると思いますが、実は…勝負パンツ履いてます。また、履きすぎて穴があけたので、この前自分で縫いました。(笑)
満島:昔、ある映画監督の方に、(演技するときに)”何かをもっている”ような顔をしているから、スタッフの顔をみて”普通に”お芝居してほしい、と言われてから、現場でスタッフをみながらお芝居するようになって…それが落ち着くんです。それで、撮影監督のピオトルとよく目があったりしてました(笑)
小出:この前、ある番組で初めて”ブルゾンちえみ”さんにお会いしてたんですが、本当にキレイでした。(中村:いやいや、それはブルゾンさんの秘密では…?、会場に笑い!)じゃ、この前、風呂上がりに指をパンとぶつけて今血まみれになんですよ!(妻夫木:あ、小指恵介!、会場爆笑!)な、なんですか?それは?!(笑)
臼田:わたし、映画をみてすごく反応するというか、リアクションが大きいんです。なので、もし映画館で、リアクションすごい人がいたら、それ私かもしれません、という秘密です。(笑)
市川:3日くらい前に自分の息子を抱っこして予防接種に行ったんですけど、その帰り道にギックリ腰をして今立っているのがやっとです。今コルセットして、針をさしたままここに立ってます。昨日まで本当出れるかちょっと怪しかったんですけど、絶対みなさんとたこの舞台に立ちたいと思ったので、気合いで立ってます。(会場に拍手が!)
松本:ご飯が大好きで、ものすごい量を食べるんですよ。胃下垂が半端なくて、お腹いっぱい食べるとお腹が出ちゃうんです…電車で席を譲られるくらいすごい出ちゃうんで、ピタッとした服は着れません!
中村:僕、すねが強いです!めっちゃ強いです。はい、秘密でした!(笑)
石川監督:秘密っていうかわかないですが、今回撮影監督でポーランド人のピオトルを呼んで来て、2ヶ月くらい神奈川・高津のウィークリーマンションに住んでもらったのですが、彼は高津をなんと東京だと思ってたらしく、撮影終わったあとにどこが一番よかった?と聞いたら、「タカツ、ナンバーワン」と。(笑)それで、ポーランドに帰って「東京にはタカツというワンダフルなところがあるんだ」と言ってましたね(笑)これ、秘密なのかな…?!
★最後に
妻夫木:これから、僕たちが挑みました、この深い泥沼に浸かって、あまり、明るい話ではないですが、救いもないし。でも、心を満たす映画だったり、すごくいい消化ができる映画だったり、いろんな映画の種類があると思いますが、心に残す映画は数すくないものだと思うので、この「愚行録」は、確実に心に何かの傷跡を残す作品だと思います。人間はの愚かさを感じとって、みなさんにはとって何か役に立つものがあるんじゃないかなと思います。
最後は、観客らによって“愚”の文字が刻まれたうちわの波に囲まれて、フォトセッション。そして、その光景をみなキャスト陣は、”愚行すぎる”とコメント。そして、盛大な拍手が贈られる会場を後にし、映画『愚行録』初日舞台挨拶イベントは終了した。
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