台湾からの留学生を主人公にし、田園風景を持つ米どころの福島県天栄村を舞台にした切ない恋愛映画が完成致しました。本作は、2月4日(土)より、新宿シネマカリテ、フォーラム福島ほか全国順次公開が決定しております。
12月11日(日)、ロケ地・天栄村にて、村民限定の完成披露試写会を実施いたしました。完成披露試写会会場となった「天栄村障害センター(文化の森てんえい)」には、添田勝幸村長も出席し、映画完成を喜ばれておりました。
午前中から夕方にかけて3回に分けて試写会を実施し、約1,000人の村民が完成した映画を鑑賞。エンドロールが流れると、感動の拍手が沸き起こりました。
完成披露試写会には、本作にて日本映画初主演を果たした台湾の新星ヤオ・アイニン、ロケ地・福島県天栄村出身の俳優・和田聰宏、倉本雷大監督も会場に駆けつけ、花を添えました。
<ヤオ・アイニン コメント>
福島県の天栄村という綺麗な景色の中で、美味しい食べ物を頂き、優しい皆様に助けられながら撮影をさせて頂けた事を嬉しく思います。
主題歌「漂白」の歌詞にある、「どうしようもなく心が汚れた日は あの日を思い出して洗い流す 心を優しい泡で洗い流す」のように、福島県での撮影を思い出すと心が洗われる気がして、台湾に帰国した今でも福島県での撮影の事を思い出します。
今回、日本映画に初めて出演、そして主演をさせて頂き、その機会を下さった皆様に感謝しております。福島県の皆様がこの作品を気に入ってくれたら嬉しいです。
<和田聰宏 コメント>
今回、自分自身の故郷である天栄村での映画に出演出来て大変嬉しく思います。
18歳で天栄村を出て20年以上経ちますが、その間に東日本大震災だったり色々な事がありましたが、そんな中、自分だけ好き勝手に俳優を続けていて良いのか、悩んだ時期もありました。
今回、福島県天栄村製作という作品に出演し、完成した事を嬉しく思うと共に、この作品が少しでも多くの方に観られる事で、天栄村の魅力を感じて頂ける事に繋がれば、自分自身、少しは天栄村に貢献出来たのかなと思います。
<倉本雷大監督 コメント>
普段皆さんが生活している場所が、この映画の舞台になってます。 スクリーンに映し出された時に、いつもと違って観えてもらえたら嬉しいです。 また、恋愛映画なので、キュンキュンしてもらえると更に嬉しいです。