10月にシアタークリエにて上演する、大人気コミック初のミュージカルとなる『のだめカンタービレ』。先般、のだめ役の上野樹里、千秋役の三浦宏規の出演が発表されていたが、このたび2人に続くメインキャストと豪華クリエーターの参加が決定した。
数々のミュージカル作品で活躍する実力派が集結した本作。まずは、バイオリン専攻でのだめと千秋の親友となる峰龍太郎役には、ミュージカル『刀剣乱舞』をはじめ、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』ボブ・ゴーディオ役や、舞台『キングダム』壁役など大作・話題作へ精力的に出演する有澤樟太郎。実力派バイオリニストで千秋の音大でのオーケストラ作りへ協力する三木清良役には宝塚歌劇団在籍中は花組のトップ娘役を務め、2019年に『CASANOVA』で退団後はミュージカル『ミス・サイゴン』のエレン役や今年3月と4月のジョン・ケアード演出のミュージカル『ジェーン・エア』でも重要な役どころを演じた仙名彩世。17年、19年、21年のミュージカル『レ・ミゼラブル』ではマリウス役で出演、23 年ブロードウェーミュージカル『MEAN GIRLS』ダミアン役も記憶に新しい内藤大希が、打楽器奏者で千秋を慕う奥山真澄役を演じる。また、のだめを指導するピアノ科熱血教授の江藤耕造、通称ハリセンを、07年と08年に「R-1ぐらんぷり」で連続優勝を果たし、その後もミュージカル『SUPERHEROISM』『フラッシュダンス』などで活躍するなだぎ武が務める。
有澤、仙名、内藤、なだぎの4人からコメントが届いた。
[有澤樟太郎コメント]
峰龍太郎役を演じます有澤樟太郎です。峰くんにはどこか自分と近いものを感じてしまうところがいくつかあり、運命の役を頂いたと思って楽しく演じたいと思います! 劇場でお会いできるのを楽しみにしております。
[仙名彩世コメント]
学生時代、ピアノの先生から「のだめちゃんっていう子が主人公のすてきな漫画があってね」とお薦めされ、それからドラマや映画にもハマりました! 魅力的で愛すべき登場人物たちが躍動する舞台、お楽しみに!!
[内藤大希コメント]
真澄ちゃんこと、奥山真澄を演じます内藤大希です。「のだめカンタービレ」は高校生の時に出会い、クラシック音楽が分からないながらに漫画から音楽が聞こえてくるようで、夢中になって一気読みしました。その中でも真澄ちゃんはとても印象に残っていて、演じることができてとてもうれしいです。のだめの恋敵として、かわいく、楽しみながら演じたいと思います。
[なだぎ武コメント]
今回の情報を目にした時「のだめがミュージカル!?」と驚きました。「しかものだめ役、樹里ちゃんがそのままやるんや!? 面白い!』と、何だったら観劇する気満々でもありました。そんな中、オファーのお話が。のだめに関わらせていただくのは映画の『最終楽章』以来。またのだめの世界に帰ってこられて感無量です。舞台ではどんなのだめワールドになるのか、今から楽しみです。
さらにスタッフ陣も豪華なメンバーがそろった。先日発表したクラシック音楽監修の指揮者・茂木大輔をはじめ、TRICERATOPSのボーカル・ギターを担当、18年からはソロ活動を開始した和田唱が音楽を手掛け、今回初めてミュージカルへ楽曲を提供する。
公演は10月3日(火)~29日(日)まで東京・日比谷シアタークリエ、11月3日(金)、4日(土)長野・サントミューゼにて。