原泰久作の大人気漫画「キングダム」。2019年４月には待望の実写版映画が公開。22年に公開された『キングダム2 遥かなる大地へ』の大ヒットを経て、今年７月には『キングダム 運命の炎』が公開待機中だ。

今年２月５日に東京・帝国劇場で幕を開けた、話題沸騰の舞台『キングダム』。帝国劇場、大阪・梅田芸術劇場での公演は一度も公演中止になることなく、４月２日から福岡・博多座公演で公演中。５月６日（土）からの北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru へと公演が続いていく。

大人気作品のために各劇場ともチケットは好評。「劇場で観劇したくてもできない」「もう一度見たい」という要望が多数寄せられ、このたび、札幌公演での千秋楽２公演をライブ配信することが決定した。

また、このたびのライブ配信決定を受けて、信役の三浦宏規と高野洸、嬴政と漂役の小関裕太・牧島輝、王騎役の山口祐一郎がコメントを発表。改めて意気込みを語った。

［三浦宏規コメント］

このたび本公演のライブ配信が決定しました！　帝劇から始まって全国ロングラン公演を行っている最中ですが、日々進化を続けている舞台です。圧倒的運動量である殺陣のシーンでは、カメラの寄り引きによって分かる細やかな表情や目の動き、息遣いが感じられ、何台ものカメラでの映像で照明やセットの素晴らしさもライブならではのお楽しみ方ができると思います。またメーキング映像も配信されます。どんな姿が映っているのか、楽しみな気持ちと少々不安な気持ちもありますが、ぜひ舞台裏の“リアル”を感じていただき、より本編を楽しんでいただけたらと思います！

［高野洸コメント］

このロングラン公演を統一する瞬間がどなたでも見られるようになりました！　あふれんばかりの熱気はお客さんと共に日に日に増しています。既にご観劇の方も必ず違った感覚で見ていただけます。カメラアングルにも注目です。ぜひ、今年２月から走り続けてきた舞台『キングダム』のラストを見に来てください！

［小関裕太コメント］

とくに、映像だからこそ切り抜かれる「表情」や「目線」は注目していただきたいです。 例えば客席からだと目が合っているように見えていたけれど実は目が合っていないところもあると 思います。シーンによっては、目が合っているといないでは解釈が変わることもあるので、ぜひ考 察いただきたいです。２月に開幕し、１公演１公演にキャスト全員で魂を込めながら進み続け、福岡までやってまいりました。期間を経てこその「変化」「進化」もぜひお楽しみください！

［牧島輝コメント］

舞台『キングダム』を全国で見ていただけることになったんですね！　とてもうれしいです。東京の初日から、キャスト一同毎公演全力で戦っています。劇場によっても作品の雰囲気は変わってくるし、それぞれのキャストの中で公演を重ねるごとに変化していっているものもあります。せりふの言い方だったり、目つきだったり、剣の振り方だったり、いろいろですが。そうしてこの作品も大きな生き物のように変化していっていると思います。千秋楽にどんな『キングダム』になっているのか、僕も楽しみです。ぜひ皆さまに見届けてほしいなと思います。

［山口祐一郎コメント］

舞台『キングダム』打っ千（ぶっち）切り。遥か2200年の時空を超え、信が、政が、あなたの元に飛翔する。兵馬俑の士卒が押し寄せる。なぜ、2023年５月11日なのか。なぜ、今なのか。この3年3カ月、中止・延期に堪えマグマを蓄えた演劇人たち。帝国劇場で産声を上げて４カ月。コロナ禍に公演中止が一度もない、これは稀有なことです。劇場は社会の映し鏡。この新しい時代の幕開きを皆さまと共に祝えることを心より願っております。王騎。

東宝公式配信URL：https://www.tohostage.com/kingdom/stream.html

©原泰久／集英社