一杯のコーヒーが人生に少し傷ついた人たちの心を癒やしていく、移動コーヒー店の物語。
舞台『珈琲いかがでしょう』を、5月にシアター1010にて上演することが決定した。
原作は、「凪のお暇」などで知られるコナリミサトの「珈琲いかがでしょう」。店主・青山 一(あおやま・はじめ)がさりげない言葉で人々を癒やし、優しくもほろ苦い人情コーヒー群像劇を描いた本作。まるで癒やしとほろ苦さが共存する至高のコーヒーのようなストーリー…かと思えば想像もつかない急展開を見せる、今なお高い支持を誇る人気漫画だ。そんな“幸せを運ぶコーヒー物語”を描いた「珈琲いかがでしょう」は、テレビ東京系で21年4月に中村倫也主演で実写ドラマ化もされた。今度は舞台となって登場する!
舞台では、脚本・演出を菅野臣太朗が担当。今回は客席にコーヒーの香りが漂うような演出を予定している。また、セットもリアルにこだわり、移動コーヒー店は本物の軽トラを改造してキッチンカーを制作する予定だという。
こだわりの移動コーヒー店「たこ珈琲」の店主で過去は少し訳ありという青山一役には、校條拳太朗が主演する。そして、丁寧、誠実、義理、人情に篤い OL、たこ珈琲と出会いコーヒーの魅力にハマり、モタエさんの生徒になるヒロインの垣根志麻役には太田奈緒を迎えた。さらに久下恭平、新谷姫加、花陽みく、進藤学、芹沢尚哉、斉藤レイという実力派が名を連ねる。
出演者の1人でもある花陽みくは、上演を記念して足立区北千住地域における喫茶店やカフェを巡り、SNSなどでレポートを発信して舞台オリジナルブレンドの開発に取り組む! 詳細は公演公式サイト=https://coffeeikaga-stage.comで要チェック。
舞台『珈琲いかがでしょう』の上演決定に当たり、主演の校條とヒロインの太田、そして花陽からコメントが届いた。
[校條拳太朗コメント]
このたび、青山一役を演じさせていただく校條拳太朗です。原作漫画も元々読んでいたので、出演のお話を頂き、とてもうれしく思います。実際にコーヒーを飲んだ後のように、皆さまがホッと優しい気持ちになれるような作品を届けられるよう頑張ります。ぜひ劇場でご覧ください。お待ちしております。
[太田奈緒コメント]
垣根志麻役の太田奈緒です。丁寧、誠実、義理や人情に厚いOL を演じさせていただきます。ドラマを見ていたので、その世界観に入れることがとてもうれしく思います。舞台で「珈琲いかがでしょう」の世界をどのように表現し、でき上がっていくのか、今から稽古が楽しみです。精いっぱい役と向き合って、すてきな作品を皆さんにお届けできるように頑張りたいと思います。
[花陽みくコメント]
礼役をさせていただく花陽みくです。私自身、バリスタとしても活動しています。コーヒーを通してつなぐ人間関係や温かさを感じるこの作品。お客さまと共に楽しめることが、今からとても楽しみです。今回は公演の他に、劇場のある北千住のカフェ巡りをさせていただき、SNSなどで皆さまに発信いたします! 観劇前後に“コーヒーいかがでしょう”? どうぞお楽しみください!
公演は5月17日(水)~21日(日)まで、東京・シアター1010にて。