4人組ユニットのふぉ~ゆ~が主演する、舞台『隅田川ヤングロード物語~嗚呼!そりゃあいけねえぜ!~』が、10月22日に東京・有楽町のヒューリックホール東京で開幕。初日公演の前に、公開ゲネプロと取材会が行われた。
本作は、『放課後の厨房男子」シリーズなどを上演し好評を博した、ふぉ~ゆ~主演×小林顕作演出×厨房男子メンバーで送る波乱万丈の下町家族ドタバタライフコメディー。初の新作オリジナル作品だ。
出演は、ふぉ~ゆ~(福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介)、前野朋哉、野澤祐樹、田中穂先ら。また、楢木和也や三倉茉奈と三倉佳奈、シソンヌの長谷川忍、なだぎ武らが劇中の劇団名物“尺伸びるシーン”に出演する。
物語は東京の下町、とあるさびれた商店街・隅田川ヤングロードを舞台に、かつてのにぎわいを取り戻して活性化させるために家族、友だち、お隣さんら商店街の仲間たちが奮闘する姿を描く。 団子屋の主人を福田、その息子を辰巳、飼い犬のポチを松崎、呉服店の主人を越岡がそれぞれ演じる。
ゲネプロ終了後に行われた取材会には、ふぉ~ゆ~と前野、野澤、そして演出の小林が登壇した。
公演に向けてふぉ~ゆ~の4人は、福田「このチームも5年目になるので、皆さんの思っていることが言わなくても分かるようになりました。今回は、遊んでいるような楽しい時間を過ごさせてもらっている。その楽しさがお客さまにも伝わってほしい」。辰巳「今までにない、初のオリジナル作品。下町が舞台の作品なので、温かくてどこか懐かしいと思える、誰もが楽しめる作品になっているので、ぜひ寿命を延ばしに来てください!(笑)。配役も自分がふぉ~ゆ~を家族に例えたときに思っていたままになっていて、まっつん(松崎)が犬になっていることも違和感なくしっくり来ています」。越岡「自分が演じる役は、ぼんぼんのお金持ちの役ですが、ぴったりだと思います!(笑)。この作品は新しい新喜劇のような作品だなと思っていて、それぞれのキャストが登場するシーンなども、伝統のようになっている。今まで公演を見たことがある人は“見たことがある”と楽しめて、初めての人でも“面白い”と思ってもらえると思います」。松崎「今回、犬役を頂いた際に、ついに犬役が来たな!としか思わず、違和感はなかったですね。今までねずみ役もやってきましたし…。犬なのでワンダフルに行こうと思いました(笑)」と、それぞれの思いを語った。
公演は10月30日(日)まで同所にて。以後、11月12日(土)~18日(金)まで東京・よみうり大手町ホール、11月26日(土)、27日(日)大阪・松下IMPホールにて。