大阪松竹座では、大阪松竹座10月公演『十月花形歌舞伎 GOEMON 石川五右衛門』を10月5日(火)から上演する。
2011年に大塚国際美術館「システィーナ歌舞伎」で初演された本作品は、歌舞伎でもたびたび登場する伝説の大盗賊・石川五右衛門が実はスペインの血を引いていたという大胆な設定で話題を呼んだ。その後3度の上演を経て、このたび実に7年ぶりに大阪松竹座に帰ってくる。
石川五右衛門を演じる片岡愛之助は歌舞伎俳優としての活躍はもちろん、22年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」をはじめ「半沢直樹」や「レンアイ漫画家」など話題の映像作品への出演も続いている。
五右衛門の父・カルデロンと五右衛門の友人・霧隠才蔵を演じるのは、今井翼。以前からスペイン語を学び、今年4月にはミュージカル『GOYA―ゴヤ―』で主演を務めてスペイン人画家・ゴヤを演じるなど、公私共にスペインに縁が深い今井。現地でのフラメンコ修行の経験もあり、本作で披露するフラメンコにも期待が膨らむ。
共演には中村壱太郎、上村吉弥、中村種之助、中村鴈治郎と華やかで豪華な顔ぶれがそろった。
立ち回りあり、フラメンコあり! 和と洋が融合した、フラメンコ×歌舞伎の異色コラボレーションに乞うご期待!
公演は10月5日(火)~27日(水)まで、大阪・大阪松竹座にて。