古川雄大が、自身初のミュージカルコンサートを開いた。
『エリザベート』『モーツァルト!』ほか数々の大ヒットミュージカルを代表作に持ち、ドラマ、映画などでも幅広い活躍を見せる古川。彼の初のミュージカルコンサート『古川雄大 The Greatest Concertvol.1 -collection of musicals-』が、4月1日にIHI ステージアラウンド東京にて開幕。
コンサートは2部構成。古川らしいノーブルな雰囲気のオープニングを皮切りに、1部はノンストップで出演作のナンバーを紡いでいく。一方、2部ではガラリと雰囲気を変え、自身の原点でもあるダンスや初挑戦の楽曲も披露するなどバラエティー豊かな構成に。初挑戦の楽曲は誰もが知る名曲から女性曲や英詞曲まで盛りだくさんで、さらに一部は内容が日替わりに。今後の日程では「この曲を彼が?」という意外なナンバーも予定されていて、何度見ても新鮮に楽しめる構成となっている。これまでの歩みへの思いや出演作のエピソードも織り交ぜて語られる、癒やし系のMCも魅力だ。
そして2部では、やはり豪華日替わりゲストとのコラボレーションが目玉の一つ(4月9日のみゲストなし)。初日は、『エリザベート』『レディ・ベス』『マリー・アントワネット』で共演した花總まりが登場し、当時の情景がよみがえるような麗しのデュエット(「私が踊る時」「私たちは泣かない」)とソロナンバー(「秘めた想い」)を熱唱した。
日替わりゲストはこの後も、廣瀬友祐、黒羽麻璃央、佐藤隆紀(LE VELVETS)、木下晴香、山崎育三郎、愛希れいか、田代万里生、明日海りおとそうそうたる顔ぶれが並ぶ。
ミュージカル『テニスの王子様』で初舞台を踏み、『ロミオ&ジュリエット』『1789 -バスティーユの恋人たち-』ほか海外ミュージカル、はたまたミュージカル『黒執事』シリーズ、『マリー・アントワネット』といった日本発のオリジナルミュージカルまで数多くの出演作を持つ古川だけに、名曲がこれでもかと続く豪華な2時間。古川自身、「楽曲を絞るのが大変だった」と語るほどのナンバー数を誇り、今後もシリーズ化に意欲を見せている。その記念すべき第一歩ということで、熱の入れようも格別。ファンはもちろん、ファンならずとも楽しめる密度の高いコンサートとなっている。
公演は4月10日(日)まで、同所にて。
千秋楽のライブ配信が決定!
そして10日間のコンサートの集大成となる千秋楽公演の、待望のライブ配信がこのたび決まった。当日のゲストは、古川とは初共演となる元宝塚歌劇団花組トップスターの明日海りお。チケットは早々に完売していたため、ライブ配信の希望が多数寄せられていた。明日海とは初共演ながら、古川自身、これまで明日海の舞台を何度も観劇してきたとのことでどんな化学変化が見られるか楽しみだ。
配信日時:4月10日(日)後1.00(千秋楽公演)
配信プラットフォーム:Streaming+
配信チケット料金:¥4,500
※アーカイブ配信はありません
※ライブ配信詳細については公演特設サイトにてご確認ください
公演特設サイトURL:https://www.ken-on.co.jp/thegreatestconcert1/