ドラマ

「#海ドラ部」部長・青山テルマにインタビュー!

青山テルマを部長に、部員である西野入流佳、Aisho Nakajima、一城あやの共に海外ドラマについて語り合う配信番組「#海ドラ部」。海外ドラマの魅力を4人のトークやコーナーなどを通してさまざまな角度から教えてくれる番組だ。気になってはいても海外ドラマに手を伸ばせていなかった人も、すでに何作品も見ている人も、きっと新たな発見があるはず。

自身を「30分じゃ語り足りない」と言うほどの海外ドラマ愛の強い青山。本インタビューでは、そんな海外ドラマとの「出会い方」から、「楽しみ方」まで伺った。

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――普段、どのくらいのペースで海外ドラマを見るのですか?

毎週絶対1作品は制覇しちゃうくらいには見ていますね。家が大好きなので、どんなに疲れていても基本、帰ったら海外ドラマを見ちゃうんです。古いものから最新のものまで、できるだけ幅広くチェックしていますね。

――最近見た中で、一番ハマッた作品は?

韓国の「マイネーム:偽りと復讐(ふくしゅう)」です。主人公の目の前でお父さんが殺され、そのお父さんを殺した犯人をを自ら殺しに行くという、かなりスリリングなドラマなんですけど。韓国ドラマのレベルの高さに驚かされました。配信サイトのランキング上位に入るのは、アニメか韓国ドラマが多いので、それだけ注目度も上がってきてると思うし、とにかくクオリティーが高いので。韓国ドラマ、改めていいなって思いました。

――英語系のドラマはどうですか?

「ペーパー・ハウス」や「THIS IS US」もすごく素晴らしいドラマ。たくさんあるけど、私はどんでん返し系のストーリーが一番好きなので。作品を選ぶ時、刺激を求めちゃうのかもしれないです。きっと日本のみんなが海外ドラマにハマるきっかけってFBI系から始まってると思うんですよね。そこから「24」にいって、「ウォーキング・デッド」や「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」などに枝分かれしていって。きっと配信媒体によって名物が違うじゃないですか。だからその媒体の定番のドラマを見たくて、私は全部加入しているんですけど(笑)。何を見るか悩んだらYou Tubeのオススメ欄に出てきた作品とか、あとはどんでん返し系ドラマのトップ10とかを検索したり。最近はTikTokで流れてくる海外ドラマの宣伝用トレーラーを見て、見るか見ないかを決めたりもしますね。すでにマイリストにたくさん待機しているので、まずはそれを見なきゃなと。

――ライト層の方に向けて、オススメの入門の仕方はありますか?

今からシーズンがめちゃくちゃ長い作品には結構入りにくいじゃないですか。名作といわれるものってやっぱり、すごくいいものだから打ち切られてなくて、長く続いているものが多いんですよね。だから、シーズン3、4くらいまでの作品を見るのが一番いいのかなとは思うし、あとは1本30分のもの選ぶとサクッと見られるのかなと思うんですよね。1話完結の作品なら、「ブラック・ミラー」がすごくオススメ。あと、この番組でも紹介した「グッド・ドクター」もすごくいいですね。まだシーズン3までしか出てないし、結構サクサク見られるから。「THIS IS US」もヒューマンドラマとして素晴らしいし、「セックス・アンド・ザ・シティ」とかもサクッと見られる。やっぱりいいなぁと思うのは「プリズン・ブレイク」や「ブレイキング・バッド」。もう完結してるものだから見ていいのかなって思いますし。「クリックベイト」も8話くらいしかなくて展開がめちゃめちゃ早いし、超どんでん返し系で面白かったです。本当に人それぞれの好みによるので難しいですけど、私のオススメはその辺りですね。

――まずはトレーラーなどを見て、気になる作品を見つけてみるのもいいですね。

それが入りやすいと思います。パッと直感で見て失敗したくないので、私はトレーラーを3つくらい見てから選んだりするんです。まぁトレーラーを見て、「あ、見たい」と思ったらトレーラーを作るのが超うまい作品だったりもするんですけど(笑)。

――You Tubeのオススメを見たりTikTokを見たりと、本当にいろんなところから情報収集をされているんですね。

そうですね。本当に大好きだから、本当はこの海ドラ部でも、一つの作品をめちゃくちゃ掘りたいんですよ。マニアックにいろいろ掘りたいんだけど、時間の制約もあるし…。それにいろんなコーナーもあるから、もうちょっとMCとして視聴者がサッと入りやすいような説明の仕方とかを身につけて、もっと番組を良くしていけたらいいなとも思うし。

――青山さんにとっての海外ドラマとは?

“現実逃避”じゃないですかね。自分が経験できない誰かの人生を見られるから。仕事に疲れていたりしても、休日暇な時にも、どんな時も現実逃避ができると思うんです。あと、海外の作品ってドラッグやセックス、そういう非日常なもので溢れていたりもするので、“こういう世界があるんだ”とか思えるんですよね。いろんなドラマを見ていると、その主人公の気持ちになってちょっと強くなれる気もするんですよ。例えば「マイネーム」でいえば、女の子が超戦って復讐しに行くんですけど、自分は空手とかもやってないけど、今自分も何かを守りに行けるかも、みたいな気持ちになったりできるんですよ。そういうのが面白いというか、きっと自分だけの人生では経験できないものがたくさんあるから、海外ドラマって魅力的なんだと思います。

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