3月から4月にかけて東京・新橋演舞場など4都市で、ミュージカル『LOSERVILLE』を上演する。
コンピューターヲタクが世界を変える!? ウエストエンドで話題を呼んだミュージカルの日本初上陸となる。
イギリスのロックバンドSon of Dork のデビューアルバム「Welcome to Loserville」の楽曲を使用してミュージカルにしたもので、“ヲタク”な大学生たちの日常や恋愛模様を明るくコミカルに描いた本作。ロンドン・ウエストエンドで上演されるやいなや大ヒットとなり、2013年オリビエ賞、ベストニューミュージカル賞にノミネートされるなど高い評価を得た。そんな傑作ミュージカルの日本初上演が決定した。
本作には主人公でコンピューターヲタクのマイケルをはじめ、SFやファッションヲタクといった個性豊かなヲタクたちが登場する。自信がなく、自分たちを地味ではみ出し者と感じている彼らがぶつかり合いながらも夢に向かって奮闘し成長する姿は、見る者の心を揺さぶる。
作品を彩るのは Son of Dork の爽やかで疾走感のあるポップロック。耳に残るキャッチーなメロディーとUK ロックを感じさせるギターサウンドが、まるで主人公たちの背中を押すように作品に溶け込む。ポップロック×ヲタクという、異色のコラボレーションで届ける傑作ミュージカルをどうぞお楽しみに!
『少年たち あの空を見上げて』でも活躍を見せ、5月には初主演映画の公開も控えてい る HiHi Jets/ジャニーズ Jr.の井上瑞稀がマイケル役で単独舞台初主演を飾る。親友ルーカスを『幸福王子』『ロビン』など舞台での主演が続く7 MEN 侍/ジャニーズJr.の本髙克樹が務める。
マイケルの恋の相手で頭脳明晰な転校生ホリーを演じるのは『呪術廻戦』『進撃の巨人-the Musical-』など話題作の舞台への出演も多く、映画 やドラマでの活躍も光る高月彩良。「仮面ライダー ゴースト」シリーズで人気を博し、ドラマや映画など映像作品への出演をはじめ、『朗読劇 銀河鉄道の夜』『六番目の小夜子』などさまざまなジャンルの舞台作品でも存在感を発揮している山本涼介が、マイケルと対立する町一番の金持ちで学内でも権力を持つエディを演じる。エディの恋人でチアリーダーのレイアはN.Y.アポロ・シアターのボーカルコンテストでの優勝経験もあり、その歌唱力を『イン・ザ・ ハイツ』『ヘアスプレー』などミュージカルでも発揮している青野紗穂が務める。
演出は、ストレートプレイやミュージカル、2.5 次元舞台まで多彩な作品を手掛け、東京 2020パラリンピック開会式の演出でも大きな話題を呼んだウォーリー木下が務める。翻 訳・訳詞は『ペテン師と詐欺師』『PIPPIN』などで訳詞を手掛けた福田響志。現役のバイオ リニストとしても活躍し、『三銃士』『ORANGE』など舞台音楽を手掛ける NAOTO を音楽監督に、演劇的な世界観をダンスとJ-POP で創り上げるダンスエンターテインメント集団の梅棒を振り付けにそれぞれ迎え、フレッシュさと実力を兼ね備えたキャスト、スタッフで明るく爽やかなミュージカル作品をお届けする。
[井上瑞稀コメント]
このたび、ミュージカル『LOSERVILLE』にてマイケル・ドーク役を務めさせていただきます、HiHi Jetsの井上瑞稀です。初ミュージカル、初単独座長ということもあり、不安やプレッシャーもありますが、素晴らしい共演者の方々やスタッフの皆さまと協力しながら、良い舞台を作り上げていきたいと思います。批判や孤立を乗り越えて我が道をゆくマイケル・ドークの姿に心から尊敬します。皆さまの好きなものを肯定し、勇気をくれるそんな作品になると思っています。皆さまと劇場でお会いできることを心から楽しみにしています。
[本髙克樹コメント]
今回ルーカス・ロイド役で出演させていただきます、7 MEN侍の本髙克樹です。これまでグループとしても個人としてもさまざまな形で「ロック」に向き合ってきましたが、この作品では「ポップロックな世界」に挑戦します。個性豊かな人たちの物語の中で、普段は自分もプログラミングをすることから共感できる部分も多くあります。念願のミュージカル作品に自分のできる全てをぶつけて挑みます。皆さまのご来場心よりお待ちしております。
公演は3月5日(日)~22日(水)まで東京・新橋演舞場、4月6日(木)~16日(日)まで大阪・大阪松竹座、4月20日(木)、21日(金)広島・上野学園ホール、4月26日(水)~30日(日)まで愛知・御園座にて。