Hey! Say! JUMPの薮宏太が主演するミュージカル『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』を2022年4月に東京・日生劇場にて、5月に大阪・オリックス劇場にて上演することが決定した。
同劇場での上演に向けて昨年準備が進められたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防対策として開幕を目前にして全公演が中止に。上演に向け一心に稽古を重ねて準備を続けてきたキャストとスタッフの思い、観客の思いを受け、このたびの上演が決まった。
本作は『キャッツ』『オペラ座の怪人』を生み出した作曲家アンドリュー・ロイド・ウェーバーと、『エビータ』『ライオンキング』などの作詞を手掛けたティム・ライスが、まだ学生だったころに初めてタッグを組んで生み出した両巨匠の原点ともいえる作品。82年のトニー賞で7部門にノミネートして以来、世界中で長きにわたり愛され続けている。
初めて日本版として上演される本作。演出を手掛けるのは、これまで『ミス・サイゴン』の演出補、『ゴースト』の演出などを務めた演出家ダレン・ヤップ。上演台本・訳詞は、数多の翻訳ミュージカルの訳詞、脚本で珠玉の言葉を紡いできた高橋亜子が手掛け、思わず口ずさみたくなるような心に残る歌詞を生み出した。
09年にミュージカル『SHE LOVES ME』で初主演、本作で10年ぶりのミュージカル出演を果たす薮。19年のオリジナルミュージカル『ハル』(栗山民也演出)でも好評を博した。温かみと芯のある確かな歌唱力でHey! Say! JUMPの音楽を屋台骨として支える薮にとっても、多様なジャンルの音楽が盛り込まれた本作への取り組みは新たな挑戦となる。
[薮宏太コメント]
昨年、幕開け直前に公演中止となってしまったこの作品。スタッフ、出演者一同、本番への準備を万端にしていた矢先での中止でした。楽しみにしてくださっていたお客さまの気持ちを思うと、とても悔しく、己の無力さに不甲斐なさを感じていました。あの日からジョセフの名曲たちを思い出さなかった日はありません。そして必ず皆さまにこの作品を届けられる日が来ることを信じ、準備を続け、遂に来年の4月にその願いがかないます。万全の準備をし、この作品のテーマでもある「夢を見る大切さ」を感じていただけるよう努めていきたいと思います。ご来場心よりお待ちしております。
公式サイト:www.josephthemusical.jp