人気劇団30-DELUXの弟分ユニットとしてジェイズプロデュースから生まれたD-EMOTION(ディーエモーション)が、5月30日(木)~6月2日(日)まで、初の単独公演D-EMOTION DERIVE from 30-DELUX「ダブルフェイス」を開催した。公演場所は東京・池袋に新しく完成した劇場、アトリエファンファーレで、本公演が劇場の“こけら落とし”公演となった。
D-EMOTION は、30-DELUX の公演をはじめ外部の舞台でも活躍している村瀬文宣、大塚晋也、小笠原祐太、大成翔輝、伊与田良彦の同期メンバー5人で結成したユニット。企画構成や殺陣、演出をD-EMOTIONメンバー自らが行い、コメディーとエンタメ、殺陣を融合させた作品創りを目指している。殺陣は兄貴分の30-DELUXの得意とするところだが、D-EMOTIONメンバーも殺陣、アクションにも長けていて、今回の公演でもスピードにこだわった殺陣とダイナミックなアクションを意識したという。
初日を前にメンバーの一人、村瀬文宣が公演に臨む思いを語った。
「2年前に行った単独イベントから久しぶりにメンバーが集まり、初の単独公演をやらせていただくことになりました。とにかく自分たちも楽しんで、お客様にも楽しんでいただきたいです。今まで一緒にやってきた同期たちとだから、今の自分たちだからこそできるものを観せたいです! 持てる力を120%出し切り、この公演に臨みます」
今回の単独公演は、「ダブルフェイス」というタイトルそのままに、ストレートプレイの「ラブレターフロム」と、迫力ある得意な殺陣を存分に使った「昔話物語〜俺たちの卒業式〜」の二本立てで上演。D-EMOTION 自ら演出構成、殺陣の振付も行っている本作。5 人の今だからこそ出せる魅力を存分に発揮した舞台を観客を魅了した。