聖貴 敦貴と二人で橋を通って、女優さん方に気づかれるシーンです。花火大会が近くであって、ロケ地から花火が見えたんですよ。花火の音が入ったりして撮影が止まったりもしたんですけれど、それが逆に印象深く、涼しい中で花火も見られてよかったです。
敦貴 みらきゅん(神田)にバックハグするBLシーンやけんかのシーンも印象深いんですけれど、やっぱりライブシーンですね。スノーホワイツの単独ライブで「La La La…」を歌って踊るシーンがとても印象的でした。
聖貴 エキストラの方々が声援をたくさん練習してくださっていたのも印象的でした。
太田 ラジオ収録のシーンがあったんです。情報を解禁していない時期だったので、周りからすれば「何の撮影なんだろう?」みたいな感じだったと思うんですけれど、サインボールを投げる時に「わー!」って盛り上がってくださってすごく助かりました。5人の女優の皆さんも一緒に、みんなで撮影するのはそこが初めてだったので、いろいろなケミストリーが生まれた気がします。エキストラの方と女優さんと僕らで。あとイジリーさんもですね。
岩岡 本編と少しずれますが、1日かけて撮ったMusic Video撮影です。普段僕らがDa-iCEで撮る時と同じような感覚、同じような規模感、もしくはそれ以上でやらさせていただきました。スタッフさんの熱量やチーム力を感じましたし、振り付けも楽曲もクオリティーがとても高いなと思って、びっくりしました。走ってるシーンが一番大変でしたね(笑)。
――普段の活動と役の違いは?
和田 ミディアムでカッコいい系の曲のMV撮影で、笑いながらとか走りながらとかしたことがなかったので、曲の歌詞の世界観とは違う表現がアイドルらしさなのかなとは思いました。
太田 スノーホワイツはアイドルグループなんですけれど、ちょっとセクシーで大人な感じのクールな楽曲になっていて、いろいろな人が聴いて「ああステキだな」と感じる曲になっていると思っています。僕が普段している活動よりもクールな感じで、魅せ方も全然違いますね。徹くんと颯くんは楽曲のイメージをすごく表現しているなあって思いました。あまり大げさな動きをせず、しっかりと(全体の雰囲気を)邪魔しない、ちょうどいい部分でやられているんだなというのをすごく感じて。それが曲を表現するアーティストとしては大事だなって。普段僕らはメンバー全員で歌うので、全員がそれぞれ自分を目立たせるパフォーマンスをしがちなんですけれど、それがないのがステキだなって感じました。
聖貴 今は個人で活動していますが、グループでやると刺激ももらえるし、頼れるメンバーが周りにいることで人間的な部分での支えになります。あとはパフォーマンス面も含めて、やっぱり一人でやるよりも個々の魅せ方とかも違うし、幅は広がるなっていうのは再確認できましたね。
――期間限定配信中の劇中歌「La La La…」の見どころを教えてください。
敦貴 振り付けが見どころです。サビの入りの指パッチンのところとか。全体的にカッコよく、オシャレだなと思います。
――振り付けの印象は?
岩岡 振り付けをしていただいたYWKIさんのダンスのスタイルがもともと好きで、Da-iCEを結成する前にレッスンを受けに行っていたこともあったんです。エイベックスでもレッスンを受けましたし。今回初めて振り付けをしていただいたので何か縁を感じましたし、このタイミングで仕事で出会えたことがうれしかったです。なので振りを見てほしいですね。
和田 振り入れの時はデモの音源でやっていたので、3人の声が入ってなかったんです。曲が上がってきた時、曲と声がとてもしっくりとしていて「え、めっちゃいいじゃん!」って(笑)。
――レコーディングはいかがでしたか?
太田 僕が普段してきたレコーディングスタイルとはまた違って、3人とも一緒にブースにいて交替で歌いました。僕らの場合は一人だけで録って終わりなんです。でも今回はずっと残って、それぞれの歌を聴きながらディレクターさんがアイデアを出してくださいました。「じゃあハモリ、こうしてみよう」とか、曲のテイスト的に「もう少し抜いた状態で」とか。普段はもう少し感情を込めがちなんですけれど、結構無機質な感じで歌いました。それがたぶん雪を表現しているのかなと、そういう雰囲気もあるのかなと思いました。
聖貴 他の人の歌い方を聞きながらできたのがよかったし、やりやすかったです。それぞれの個性も少しは出した方がいいと思ったので、前の人からバトンをどう受け継いで歌うかも考えました。
―自分の役を推しメンだった女優の皆様の印象は?
和田 (安達さんは)テレビで見ていた人だったので、本物だ!という感覚が大きかったです。顔が本当に小さくて、これは隣に並べないなって(笑)。きれいで気さくな方で写真も撮ってくださって。すごく優しい方です。