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ジャニーズWESTの小瀧望がミュージカル初挑戦!『ザ・ビューティフル・ゲーム』1月東京、2月大阪で上演へ

 

ロイド・ウェバーの躍動感溢れるサウンドで送る青春ミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』。瀬戸山美咲が上演台本と演出を手掛け、小瀧望の主演で、来年1月に東京、2月に大阪で上演される。

『オペラ座の怪人』『キャッツ』『エビータ』など数々の名作ミュージカルの作曲を手掛けたことで知られるロンドン・ミュージカル界の巨匠サー・アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『We will Rock You』を手掛けた人気作家ベン・エルトンによって誕生した大ヒットミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』。

北アイルランド紛争が激化の一途をたどっていた1981年、プロサッカー選手になるという夢を目前にハンガーストライキによって刑務所内で自殺したIRA戦士がいた。後にイギリスBBC放送で放映されたそのドキュメンタリー番組に胸を打たれたベン・エルトンは、この実話を基に『ザ・ビューティフル・ゲーム』を書き上げた。00年9月からロンドンのケンブリッジ劇場で上演されると、約1年にわたりロングラン上演を達成。さらに01年にイギリス演劇界で最も権威があるとされるローレンス・オリビエ賞ミュージカル部門において優秀新作賞ほか、主演男優賞、主演女優賞、振付家賞の4部門にノミネートされて脚光を浴びた。日本では06年にジョーイ・マクニーリー演出、櫻井翔主演によって初演、14年にも上演されている。

今回の上演では、演劇ユニット「ミナモザ」主宰にして気鋭の劇作家・演出家の瀬戸山を演出に迎える。

主演は、今夏にグループ初となるドームツアーを成功させたばかりで、俳優としてもドラマ・映画・舞台と活躍の場を広げているジャニーズWESTの小瀧。自身2度目の舞台主演を務めた20年の『エレファント・マン』では、過去に数々の名優たちが演じてきた難役を見事に演じ切り、第28回読売演劇大賞において若手俳優の登竜門とされる杉村春子賞および優秀男優賞を受賞。着実に俳優としての実績と経験を積み上げている。そんな小瀧が本作でついにミュージカルに初挑戦。初舞台を踏んだ15年の『MORSE-モールス-』で上演台本を務めた瀬戸山と待望のタッグを組む。これまでストレートプレイで培ってきた確かな演技力とアーティストとしての高い歌唱力。この二つを武器に初ミュージカルでどこまで飛躍するのか、小瀧の新境地にご注目を!

小瀧が演じるのは、北アイルランドでIRAの武力闘争が激化する中、プロサッカー選手になることを夢見る主人公ジョン・ケリー。愛する恋人と仲間たちに囲まれてひたむきに生きる青年がし烈な争いへと巻き込まれ、人生を大きく左右する選択を迫られる。サッカーに青春の全てを懸け、逆らうことのできない運命に翻ろうされながら戦う男と、そんな男を愛する女、その仲間たちの鮮烈な人生。ロイド=ウェバーの躍動感溢れるサウンドが“青春時代の光と影”を鮮やかに浮き彫りにする。

[小瀧望コメント]

ミュージカル出演のオファーと聞いた時、もう少し先のことかな?と思っていましたが、挑戦したいという思いが沸き起こってきましたし、うれしかったです。しっかり、歌とダンスの稽古を積んで臨みたいと思っています。瀬戸山さんと初めてご一緒したのは7年前の舞台(『MORSE-モールス-』)の時です。瀬戸山さんは上演台本で参加されていました。瀬戸山さんもミュージカル初演出と伺いましたので、何か縁を感じます。僕は幼稚園から小学校6年生まで、サッカー一筋でした。その後、事務所に所属する直前まで試合に出ていました。あれが運命の分かれ道だったと思います。僕が演じるジョンという男は、余計な計算やずるがしこさはなく、真っすぐな目が印象的。とにかく真っすぐ。賢くはないけど、自然と周りに人が集まってくるタイプの人間なんだと思います。初ミュージカル出演なので、未知のことばかりですし、不安もありますが、それ以上に楽しみですし、この壁と向き合って、乗り越えたいです。稽古、本番を含めて約3カ月、この作品にどっぷりつかって成長したいです。

公演は2023年1月7日(土)~26日(木)まで東京・日生劇場、2月4日(土)~13日(月)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。

 

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