最後は亀梨。「KAT-TUNとしてデビューして19年。思うようにデビューできず葛藤の日々もあったと思いきや、このメンバーだからこそ、これまでにないようなスペシャルなデビューを迎えることができて、大きな大きな船にもっともっと…(涙があふれ)していくんだというKAT-TUNとしてのプライドと、この会社の中で誰も成し得なかったことをするんだという思いで、進んできました。一筋縄ではいかないグループだったからこそ、面白みもあったのかなって今は思います。当時の自分が今ぐらいもっと気持ちに余裕があったり、受け止めるキャパがあったら、もっともっと大きなグループにできたのかななんて…思いますが。そんなグループをここまで支え、共に進んでくださったHyphenには心から感謝しております。そして、何よりもメンバー……赤西仁、田口淳之介、田中聖、上田竜也、中丸雄一。本当に、くっついたり離れたりぶつかったり、どこにも負けないぐらい手を取り合って大きな波に向かっていったり、この25年という歩みで得た経験、観て来た景色というものを…しっかりと次の一歩へ向かいたいと思います」と、大粒の涙をこぼしながらファンへの感謝を伝えた。そして、この日で事務所から退所する亀梨からは、「本当にこれまで27年間支えてくださった多くの関係者の皆さん、KAT-TUN、そして亀梨和也を作り上げてくれた皆さん、ありがとうございました。大きなお世話になるとは思いますけれど、引き続きここで戦うメンバー2人をどうぞよろしくお願いします。そして、KAT-TUNというグループが、この船が進んできた道、歴史を、どうか大切に大切に思ってくれたらうれしいなと思います」との言葉も。最後は「進むと決めた以上、もっともっと素敵な景色をそれぞれが皆さんに届けられるように、誇れる未来でつながれるように、歩んでいけたらいいなと思っています」と。ずっと最前線でKAT-TUNを背負ってきた男の誠実で熱い思いは、きっとHyphenにしっかりと伝わったはずだ。
3人があいさつを終えると、「ファンの皆様と直接会って感謝を伝える場を作ります」「場所、日時が決まったらすぐにお伝えします」「楽しみに待っていてください」といううれしいお知らせを挟み、ラストは「We Just Go Hard」でKAT-TUNらしいパフォーマンスを披露。ド派手な特効を打ち上げ、「They say “No” but I say “Yes” 決めるのは己のみ」と歌い、力強く踊り叫ぶ3人は、やっぱりさすがKAT-TUN。黒と白の旗を掲げた彼らの闘志は、決して消えることがないのだと確信した。
そして最後は、3人が向かい合ってしっかりとアイコンタクトを交わし、グループを閉じる発表の後にHyphenがKAT-TUNへの思いを伝えるため各所にリクエストをしたり再生回数を伸ばしたりしていた大切な曲「ハルカナ約束」を、アカペラで1フレーズだけ披露。コンサートの最後の決まり文句「We Are KAT-TUN!」を大声で叫ぶと、3人で抱き合い、最後はカメラに向かってキラキラのスマイルや投げキスを見せて、生配信は終了した。
どこまでも、我々が憧れ愛した、カッコいいグループ。配信後には、かつてのメンバーも含めて“いいね”を送り合ったり、亀梨が6人のメンバーカラーで彩ったKAT-TUNの文字と共に3人の写真を投稿したりと、SNSでの微笑ましいやり取りに新たなワクワクが
。KAT-TUNという船での旅は一度幕を閉じたが、ここからまた新たな船出。楽しい思い出を胸に大海原へと漕ぎ出す彼らは、これからも素敵な航海に連れていってくれるはずだ。
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