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『二次会のひとたち』東京公演が開幕!キャスト4人が思いを語る

舞台『二次会のひとたち』が4月14日に東京・紀伊國屋ホールにて開幕。これに先駆けて、公開プレスコールと取材会が行われた。

本作は、脚本家の岡田惠和と演出家の田村孝裕が三度目のタッグを組んだ新作、書き下ろし作品で、一癖も二癖もある登場人物たちが繰り広げるストーリー。なぜか結婚披露宴には呼ばれず、結婚式の二次会の幹事に召集される初対面のちょっとワケアリでこじらせ系、ひねくれ系の男女4人が繰り広げるコメディー作品だ。

プレスコールの後に舞台上で行われた取材会には、キャストの美村里江、内田理央、東啓介、佐藤アツヒロの4人が登壇した。

新婦の会社同僚役の美村は「今回、4人でずっと出っ放しの舞台で、キャリアのあるアツ兄(佐藤)でもこういうことはあまりないと。ずっとみんなでエネルギー高くやっている舞台なんですけど、実は照明、音響、映像というものが結構ミックスしていて、お客さまを少しでも楽しませようと仕込みをたくさんしている舞台だと思います。見に来ていただいた皆さんが少しでも幸福感を、元気やエネルギーを持って帰っていただけるようにみんなで工夫して頑張っております」と意気込みを述べた。また、久しぶりの舞台出演については「舞台は稽古も本番も大好きで次はいつやろうかなという感じでした。今回のように少ない人数での会話劇が大好きなので、一番好きなスタイルの作品に戻ってくることができてうれしく感じています」と笑顔を見せた。

新婦の大学時代の友人役の内田は「ついに明日初日かという、私自身も実感がまだないんですが…。4人で稽古をしてきて、(作品が)二次会を準備する4人という内容なので、役者の皆さんとも舞台の中の4人ともリンクする部分がすごくあって、私自身、二次会の準備をしているのか、劇の準備をしているのか、だんだん分からなくなってきています(笑)。それぐらい私も没頭していて、楽しい内容になっています。二次会が好きな方もそうでない方もたくさん来ていただけるとうれしいです」と今の心境を語った。

新郎の会社の後輩役の東は「僕自身、久しぶりのストレートプレイということもあり、見に来てくださる方は、また変わった東が見れるんじゃないかなと思います。芝居の内容自体もすごくでこぼこしていて「何の話をしているんだろう?」というところも多々ありますが。そういう分からないけどちょっと笑ったり、何か刺さっちゃったな、みたいなのが散りばめられているので、皆さんの中にぜひ何かが留まるような、そんな作品にしたいです」と作品をPR。

新郎の田舎の幼なじみの一人という役の佐藤は「この男女4人は約1時間50分、本当に出ずっぱりなので、この4人で劇場内の空気感をいろんな空気に変えてお客さまに届けたいと思います。笑いあり、涙あり、爆笑あり…いろんな要素が含まれているのでぜひ劇場まで足をお運びください」と呼び掛けた。引きこもりの漫画家という自身の役柄については「性格が悪い、意地が悪い…。僕と正反対なのですごく難しかったです。この嫌な役というか、聞いているふりで聞いていない、または聞いていたりだとか、そのさじ加減が会話劇独特。その中にあって、そういうイヤらしさや難しさを出すに当たっての稽古の時間でしたが、稽古を一つ一つ重ねてやってきたので、その空気感や嫌な感じとかも良い感じとかも出ていると思います」と成果をアピールした。そんな佐藤について東は「それこそアツ兄とかは年齢が離れているんですが、すごく良い人なんですよ。(役名の)信夫という意地が悪い役を演じるのは大変だなと感じるほど、すごく良い人です」と佐藤の人柄をほめていた。

公演は4月30日(日)まで同所にて。5月6日(土)、7日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて。

©エイベックス・エンタテインメント

 

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