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アカデミー賞受賞の傑作映画が『パラサイト』として舞台化!

第92回「アカデミー賞」で作品賞など4部門を受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』が、 COCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』として日本で舞台化が決定。6月と7月、東京と大阪で上演される。

社会問題化している「格差社会」というテーマを描きながらも、所々に散りばめられたち密な伏線やテーマ性が話題を呼び、サスペンス、ブラックコメディー、ヒューマンドラマなどのジャンルを超えた傑作として世界各国で称賛の嵐を巻き起こした映画『パラサイト 半地下の家族』。

日本版舞台『パラサイト』の台本・演出は、映画『愛を乞う人』『焼肉ドラゴン』、舞台『泣くロミオと怒るジュリ エット』などを手掛けてそのパワーを遺憾なく発揮する脚本・演出家の鄭義信が務める。

このたび、本作のメインビジュアルと公演情報詳細が公開された。

日本版『パラサイト』の舞台となるのは、90年代の関西。家内手工業の靴作りで生計を立て、地上にありながらも地下のように一日中日が差さないトタン屋根の集落で細々と暮らす金田一家。物語の中心となる金田一家の主・金田文平を演じるのは古田新太。身分を偽造し、高台の豪邸に住む永井家の家庭教師としてアルバイトを始める文平の息子・純平を宮沢氷魚、同じく永井家にアートセラピー教師として取り入る純平の妹・美姫を伊藤沙莉、美姫に続いて家政婦として雇われる文平の妻・福子を江口のりこが務める。金田一家とは対照的に高台の豪邸で暮らし、次第に金田家に“寄生”されていく永井家の主人で実業家として成功しつつも中身はまるで“土建屋の親父”の永井慎太郎に山内圭哉、美しく品もあるが天然な側面も持ち合わせる千代子を真木よう子、その娘・繭子を恒松祐里が演じる。さらに、永井一家の家政婦を務める安田玉子にはキムラ緑子、舞台『パラサイト』オリジナルの登場人物をみのすけと個性と実力を兼ね備えた魅力的なキャストの共演が実現した。

このたび公開されたビジュアル画像は、原作映画『パラサイト 半地下の家族』のビジュアルも彷彿とさせ、嵐の前の静けさとでもいうべきどこか不穏な雰囲気をまといながらも、金田家、永井家とその家政婦らが一堂に会しほほ笑む、まるで家族写真のようなビジュアルに仕上がっている。

公演は6月5日(月)から7月2日(日)までHEATERまで東京・ MILANO-Za 、7月7日(金)~17日(月)まで大阪・新歌舞伎座にて。

 

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