全国の伝統の祭りがステージを連日彩り、味自慢のご当地グルメがずらりと並ぶ「ふるさと祭り東京2023―日本のまつり・故郷の味―」が23年1月、3年ぶりに東京ドームへ帰ってくる。開催に先駆けて22年12月には記者発表会が開催され、小倉智昭(スペシャルプロデューサー)、EXILE ÜSA(日本の祭りナビゲーター)、EXILE TETSUYA(ナビゲーター)、橘ケンチ(ナビゲーター)、「ふるさと祭り東京」特別番組でレポーターを務めるニッチェの近藤くみこ、たいりょうほうさくクン(ふるさと祭り東京公式キャラクター)が登場。
まずは、全国各地の20以上の団体が参加する「お祭り」が紹介された。注目のお祭りとして「青森ねぶた祭(青森県青森市)」「弘前ねぷたまつり(青森県弘前市)」の2つがVTRで紹介されると、近藤くみこが「私は『ねぶた』と『ねぷた』の違いも分からないくらいの初心者でしたが、生で展示しているものを見て、驚きました。一つでも相当に大きかったので、『ねぶた』と『ねぷた』が練り歩くことを想像するとわくわくしてきます。ぜひ会場で体感したいです」と、コメント。また、「青森ねぶた祭」を体験しているÜSA からは、「約10年ぐらい前になりますが、『跳人(はねと)』として踊ってきました。『跳人』は、僕たちの踊るヒップホップダンスに通じるところがあって、ふくらはぎがパンパンになるまで踊り続けました。楽しかったです。」と話すと、TETSUYA からも「『ふるさと祭り東京』で、青森市長と一緒に『跳人』をやらせてもらい、いい思い出として印象に残ってます。ÜSA さんと同じで、僕もふくらはぎがパンパンになるまで踊り続けました。気持ちよかったです」と振り返った。小倉は、「『ねぶた』は、毎年終わると壊してしまうそうです。賞を取ったものだけ、新幹線の青森駅の近くの資料館に残されるそうです。その年のお祭りのために一年間職人さんたちが『ねぶた』を作っている。大きくて、色も鮮やかで、実際に見ると本当に驚きますよ」と言葉を添えた。他の気になる「お祭り」について司会から訊かれた近藤は、「私はお米も肉もおいしいので、熊本のお祭り『牛深ハイヤ祭り』が気になる」と答えた。
次に、EXILE ÜSA の新企画「NEO盆踊り」が紹介されると、ÜSA から「今回、僕たちと一緒に踊れる演目があります。EXILEの『FIREWORKS』という曲に盆踊りの振りを付けました。これは『NEO盆踊り』と題して、日本古来からある盆踊りに、僕たちがやっているヒップホップダンスの踊りを取り入れた新しい形の盆踊りです。『ふるさと祭り東京』の会場で皆さんと一緒に踊りたいと思ってます。踊りは4つぐらいの動きからできていて、皆さんが輪に入って1周もすればマスターできて、一緒に楽しめるものになってます」と、その場で実際に踊りを披露する一幕も。新企画の「NEO盆踊り」は開催初日となる1月13日(金)に会場のお祭りひろばで、TETSUYAと橘も加わって3人で行われる。
続いて「ふるさとの味」が紹介され、フジテレビの朝の情報番組「ノンストップ︕」が初めて出店するブースから、番組MCのバナナマン設楽統の出身地(秩父)にちなんだ「彩の国黒豚丼(しゃくしな漬を添えて)」と「埼玉クラフトコーラ」を登壇者たちが試食。「全国ご当地どんぶり選手権」に全国各地から参加する14 どんぶりも紹介&試食へ。さらに、新企画となる「魅惑のご当地背徳めし」が紹介され、ここでは、鹿児島肉祭りハンバーグ丼(鹿児島県)を試食。小倉は、「この企画は絶対当たるね。『背徳めし』って名前がいい。東京ドームで、これを食べて、その後『どんぶり選手権』は、おなかいっぱいだよね。でも、朝から夜までずっといれば、楽しめるし、おなかも大丈夫だね」とコメント。TETSUYA は、「ハンバーグが肉々しくて、すごく食べ応えがあり、おいしいです。背徳感を感じます」と。橘はSDGsを意識した「食べられる器」を試食し、「デザート感覚で、甘くて2度おいしい」と、近藤も「ゴミを捨てに行くことを考えなくていいですね。私は、今食べているサイズの倍は食べられそう。会場ではフルサイズで食べたいと思います」と語った。
「ご当地スイーツマルシェ」は「ふるさとプリンフェス」からは、北海道・札幌の「ショコラティエ・ろまん亭」の「ご当地プリンブリュレ」が試食用として用意された。小倉は、「『北海道「ろまん亭」』と聞いただけで、おいしいに決まってる。かなりの行列ができるから、買うところをあらかじめ決めていったほうがよい」と、ふるさと祭りの楽しみ方についてアドバイスも。
続く「“ちょこ”っと呑みつま横丁」の紹介では、橘から、「2023年が皆さんにとって、すてきなお酒を楽しめるような良い年になりますようにという願いを込めて、<HAPPY NEW YEAR,HAPPY SAKE LIFE>というメッセージを英語と日本語で入れました」と自身のメッセージ入りの”おちょこ”を紹介。さらに、お酒(2種=ドリームとあいおい)とれんげつまみの八戸前沖さばの燻製が試食として出されると、「さばの味が濃いので、少しつまみを食べて、(お酒を)飲んで、がいいと僕は思う」とコメント。TETSUYAも「僕は酸味があるお酒が好きなので、この味はすごくおいしい」と笑顔で話す。ÜSAも「さばとお酒がマッチして、さらに食欲がそそられる」と語り、近藤は「さばをどんぶりで欲しいです。燻製の香りがいい」と絶賛。小倉が「ヨーロッパや中国で日本酒が好まれているのが分かる気がする」と話すと、司会のリクエストに応えて橘が「ふるさと祭り東京」への来場を英語で海外に向けてアピール。
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