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早見あかり主演、浦井健治・廣瀬智紀ら出演の感動作『「真白の恋」~世界で最も美しい湾~朗読劇』が開幕!

『「真白の恋」~世界で最も美しい湾~朗読劇』が、11月3日に東京・竹芝ニューピアホールにて開幕した。

本作は、2017年に富山県射水市(新湊)を舞台に、軽度の知的障害のある主人公・真白の初恋を描いた映画を原案に朗読劇化。さまざまな問題に直面しながらも前向きに人生を歩んでゆく人々の姿を描きつつ、富山の魅力も伝える珠玉の感動作だ。

朗読劇の脚本は、映画でも原作・脚本を務めた北川亜矢子がふたたび担当し、土田英生が演出を担当。

主人公・真白役をこれが初めての朗読劇となる早見あかりが演じ、真白にとって初恋の相手となる・油井景一役には浦井健治と廣瀬智紀によるダブルキャスト、さらには愛加あゆ、西村まさ彦、と豪華出演陣を迎えてお届けする。

初日前日に公開ゲネプロが行われ、キャスト全員がこの心温まる作品を上演するに当たってのコメントを寄せた。

[早見あかりコメント]

つい先日稽古が始まり、もう本番です。朗読劇特有の流れの速さに少しドキドキしています。今回私が演じる真白は、名前の通りとっても真っ白な女の子です。彼女が油井と出会い、今までの自分の常識を飛び越え、成長するさま、そして氷見の良さをきちんと皆さまに伝えられたらと思います。劇場でお待ちしています。

[浦井健治コメント]

今回の戯曲から、とても心地よく、穏やかで、自然の豊かさや包み込まれるようなぬくもりと、真っ白に澄んだ空気を吸い込む時に似た感覚を覚えました。この物語は、感動、などと簡単に言ってしまうのも違うような気がします。真白の周りにいる人達の葛藤や苦悩、やるせなさや、人間とは、価値観とは、守るとは、とさまざまな視点から考えさせられる作品だと感じます。先入観、固定観念、自己防衛、他者の排除、共存、愛。大切にするとは何かを、劇場空間で考える時間を、共有しながら過ごせたらうれしいです!

[廣瀬智紀コメント]

とても純粋で、それが故にほろ苦く、胸がキュッとなることもありますが、登場人物の心がちゃんと見えて、いろんな愛の形がある、あたたかなお話です。人を思うということを改めて考えさせてくれる作品になっています。また、富山の自然や土地のすてきな描写もあり実在する場所がたくさん出てきますので、より作品を身近に感じていただけたらなと思います。見に来てくださる皆さまの心にちゃんと残る作品をお届けしたいです。

[愛加あゆコメント]

『真白の恋』いよいよ開幕します! 富山で生まれ育った私が、富山を舞台にした作品に関わることができ、とてもうれしいです。また、この作品のテーマはとても繊細です。映画から朗読劇へ。舞台ならではの味わいを感じていただきたいとともに、真白や真白を取り巻く人たちの思い、そして温かい何かが、皆さまの心に中に残りますように…。素晴らしいキャストの皆さまと心を込めて努めます。ぜひ、劇場まで見にいらしてください。お待ちしております。

[西村まさ彦コメント]

朗読劇『真白の恋』の原作は富山県のクリエーターさんたちが富山で作った映画です。ただし今回は朗読劇なので、原作映画のように富山の景色はなく言葉のみでお届けします。地域性は薄れますが、かえって東京のお客さまにも物語がフラットに届くのでは、とも。きっと今後は、東京のみならず日本全国で上質なコンテンツが作られ、各地で楽しまれるのではないでしょうか。すてきな変化だと思います。そういう未来に向けて氷見市が踏み出した一歩に参加するつもりで努めさせていただきます。

東京公演は11月5日(土)まで同所にて。富山・氷見公演が11月26日(土)に氷見市芸術文化会館にて。

 

 

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