6月東京、7月大阪での上演が決定していた『文豪ストレイドッグス』舞台化第7弾、『文豪ストレイドッグス STORM BRINGER』。
このたび、本作のキャストおよび公演詳細が発表となった。また、ビジュアルも公開された。
人気漫画「文豪ストレイドッグス」の舞台化シリーズは、2017年12月上演の舞台『文豪ストレイドッグス』を皮切りにさまざまなキャラクターと時代にスポットを当てたエピソードを次々に上演。中屋敷法仁の演出による演劇ならではの俳優の身体的な表現や、プロジェクションマッピングを駆使した映像などの多彩な演出手法が熱い支持と高い評価を得ている。
昨年10月には6作目となる『太宰、中也、十五歳』を上演。現在よりさかのぼること7年前、15歳の中原中也と太宰治が出会いを果たした。後に“双黒”と裏社会にその名を轟かす二人の“青の物語”を描き、大好評を得た。さらに今年1月には舞台の俳優陣が出演した実写映画も公開されるなど、“文ステ”はますます深く大きな広がりを見せている。
このたび上演される『文豪ストレイドッグス STORM BRINGER』は、朝霧カフカによる小説を原作とした作品。前作『太宰、中也、十五歳』で描かれた「荒覇吐事件」から一年、ポートマフィアに加入し幹部の座を狙う16歳の中也の元に、中也を弟と呼ぶ“暗殺王”ポール・ベルレエヌが現れ…。
注目のキャストは、中原中也役にシリーズを通して中也を演じ、まさにその身に秘める強大なエネルギーを鮮烈に放つ俳優・植田圭輔。中也の“兄”として現れる暗殺王ポール・ベルレエヌ役に佐々木喜英。欧州刑事警察機構の人造知能捜査官アダム・フランケンシュタイン役に磯野大。15歳の中也が率いていた「羊」の元構成員・白瀬役に伊崎龍次郎。さらに加藤ひろたか、田淵累生、根本正勝、久保田悠来ら魅力あふれるメンバーが集結した。
自らの過去を追い求める中也。ベルレエヌ、アダムとの出会いを機に、闇に包まれたその真実が姿を現す。中原中也とは“何”なのか――? そのアイデンティティーに迫る渾身の物語が、舞台シリーズ全ての演出を手掛けて魅力を知り尽くす中屋敷の脚本・演出によって繰り広げられる。
[中原中也役:植田圭輔コメント]
舞台『文豪ストレイドッグス』シリーズの看板を、そして中原中也の人生を背負わせていただけること、心より幸せに思います。舞台『太宰、中也、十五歳』の千秋楽に公演を発表させていただいたあの瞬間のどよめき。今も胸に刻まれています。中原中也とは“何”なのか――? この身を持って証明することを誓います。皆さまに受け取っていただけますように!
[中屋敷法仁コメント]
原作「STORM BRINGER」は、まさに嵐のような小説です。アクション、ミステリー、アドベンチャー、さまざまな要素が荒々しく渦巻き、読む者を熱くさせます。舞台『文豪ストレイドッグス』の第7弾として、この作品に挑戦できることを何よりも楽しみにしております。魅力的なキャスト、スタッフとともに劇場内に嵐を巻き起こしたいと思います。ご期待ください。
公演は6月24日(金)~27日(月)まで東京・日本青年館ホール、7月2日(土)、3日(日)大阪・東大阪市文化創造館 Dream House 大ホールにて。
©舞台「文豪ストレイドッグス STORM BRINGER」製作委員会