1940~50年代の“ミュージカル黄金時代”に数々の名作を生みだしたミュージカル音楽の巨匠・ロジャース&ハマースタインが手掛けたブロードウェー・ミュージカルのリバイバル版が日本初上陸 !
サンフランシスコのチャイナタウンを舞台に、ショービジネス界で生きる人々の“夢”や“愛”を描くミュージカル『FLOWER DRUM SONG』が、4月に東京と大阪で上演することが決定した。
本作は『サウンド・オブ・ミュージック』『王様と私』など、多くのブロードウェーの名作を手掛けた名コンビである作曲家のリチャード・ロジャースが音楽を、作詞家で脚本家のオスカー・ハマースタイン2世が作詞を担当し、58年にブロードウェーで初演を迎えた。翌年のトニー賞では音楽監督賞を受賞し、その他5部門にノミネートされるなど好評を博し、その後60年までに600回上演された。そんな名作をトニー賞受賞作家であるデビット・ヘンリー・ファンが新たに脚本を手掛け、リバイバル版として02年に初上演した。22年春、満を持して日本国内で初となるプロ上演が実現する。
今回、主人公のワン・ターを、ダンスボーカルユニットLeadのメンバーとして活動しながらミュージカル『プリシラ』『イノサンmusicale』などに出演し俳優としての活躍も見せている古屋敬多が務める。ターに思いを寄せるウー・メイ・リーを、19年に乃木坂46を卒業し、その後ミュージカル『ダンス・オブ・ヴァンパイア』やブロードウェー・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3などに出演しその才能を発揮している桜井玲香が演じ、古屋と共に主演を務める。
メイ・リーの恋敵リンダ・ロウを演じるのは、ミュージカル『RENT』『ロッキー・ホラー・ショー』など舞台を中心に活躍するフランク莉奈。
更には砂川脩弥、泰江和明、八十田勇一、彩吹真央、石井一孝らも名を連ね、華やかな世界観のミュージカルを届ける。
演出は、劇団四季で『ウエストサイド物語』『キャッツ』などの主要な役を務め、退団後は振付家として『マイ・フェア・レディ』や『サウンド・オブ・ミュージック』などの有名作品の振付を手掛け、さらに演出家としてもミュージカル『テニスの王子様』シリーズやブロードウェー・ミュージカル『ピピン』など多くの人気作を手掛けてきた上島雪夫が務める。
時代を超えて愛されている作品が、令和の日本でどのように表現されるのか、ミュージカルファン必見だ。
[古屋敬多コメント]
このたび『FLOWER DRUM SONG』に出演させていだたくことになりました、古屋敬多です。本場ブロードウェーで大人気だった作品、しかも音楽は僕も学校の授業で観たほど有名なあの「サウンド・オブ・ミュージック」の曲を作ったロジャース&ハマースタイン !そんな作品に自分が携わることが出来るなんてとても光栄です。
自分自身ブロードウェイ・ミュージカルは初挑戦になるので体当たりで演じて作品を愛していこうと思います。劇場でお待ちしております!
[桜井玲香コメント]
純粋無垢なヒロインのメイを演じることは、私にとって新たな挑戦です。気合を入れて臨みます。私の人生の節目となる作品でいつもご一緒させていただいている上島雪夫さんとご一緒できることはとても光栄で、今回もダンスシーンがすごく楽しみです! アメリカンとチャイニーズの音楽が呼応する、とても不思議で華やかな世界観になる予感がしています。劇場でお待ちしています!
大阪公演は、4月29日(金)、30日(土)大阪・森ノ宮ピロティホールにて。