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岡野玲子原作の相撲漫画『両国花錦闘士』が初舞台化 主演・伊藤健太郎が日本一セクシーなお相撲さんに!

岡野玲子による漫画原作の初舞台化となる『両国花錦闘士』。2019年末に上演決定の発表がされていたが、キャストや公演の詳細が発表された。1989年から90年にかけて連載された原作漫画「両国花錦闘士」は、当時あまり存在しなかった相撲漫画というジャンルを発掘すると共に、その視点は以降に生まれた作品群と一線を画していて、おそらく空前にして絶後の相撲漫画といえる。汗と根性は少なめ。どこまでも見目麗しく、ロマンスに彩られた力士たち。女人禁制の国技ともいわれるスポーツを乙女の視点でポップに一刀両断した果てには、力士や相撲道の神ずいが精確に描かれていて、奥深い作品の魅力に誰もが気づかされる。「相撲と演劇の起源は、共に神事であった…」。この真理を核に、本作は劇場という晴れの舞台において、両者の融合を最高の、歌あり、ダンスあり、笑いあり、相撲ありのエンターテインメントとしてお届けする。ポップでセクシーな裸祭りにようこそ!

注目のキャストは…。主人公、力士であることに高い誇りを持ちながらも、美形でやせ型のナルシスト・昇龍役で主演するのは、伊藤健太郎。映画、ドラマと、まさに役名のごとく昇り龍の勢いを見せる今注目の人気俳優だ。伊藤が本作で日本一セクシーなお相撲さんになる! 共演陣も、幅広いジャンルの個性豊かなキャストが顔をそろえた。昇龍のライバル雪乃童にはアングラから古典・現代劇と何でもござれの若手実力派・大鶴佐助。相撲が大嫌いな相撲記者・淳子には、ミュージシャンとしてだけでなく、女優としても活躍中の大原櫻子。相撲部屋の女将・節子には、自他共に認める相撲好きのベテラン女優・紺野美沙子。昇龍を惑わす大手芸能事務所の女社長・桜子には、独特なオーラと存在感を放つりょう。さらに、原嘉孝(宇宙Six/ジャニーズJr.)、入江甚儀、徳永ゆうき、岸本慎太郎(ジャニーズJr.)、根岸葵海(ジャニーズJr.)、大山真志、橘花梨、加藤梨里香、市川しんぺー、福田転球、伊達暁など。若手からベテラン、アイドルから演歌歌手、小劇場から大劇場、多彩なメンバーによる、まさに土俵の上での“異種格闘技戦”をお楽しみに!“土俵を仕切る”本作の作・演出は、ち密な人間描写と卓越した発想力で近年は歌舞伎の脚本から劇団四季の演出まで幅広く手掛ける現代演劇のトップランナーの一人、青木豪。さらに主題歌を、言わずと知れたアツイ相撲ファンであるデーモン閣下が手掛けるのも話題だ。

[伊藤健太郎 コメント]

最初は「えっ、お相撲さんの役?」と正直ビックリしましたが、台本の第1稿を読んで、原作マンガのビジュアルを見ているうちにワクワクした気持ちがどんどん高まってきました。それにしても舞台上ではどういうふうにお相撲を描くんだろう、斬新だなあとも思いました。また歌ったり踊ったり、舞台だからこそできることがそこにプラスされていくわけなので、最終形態は一体どんなエンターテインメント作品になるのか。僕自身、歌はそんなに自信がないのですが、これを機にうまくなりたいです(笑)。僕が演じる昇龍は、いわゆる恰幅(かっぷく)のいいお相撲さんとは少し違って筋肉質タイプの力士。やはりビジュアルってすごく大事ですから体づくりはしっかりとやりたい。本番までには鍛えておくつもりです。やりますよ! エンターテインメント要素がたっぷり詰まった、観劇後はおなかいっぱいで帰れるような舞台を目指します。ぜひ劇場に、お越しください!

 

東京公演は12月5日(土)~23日(水)まで明治座、大阪公演は2021年1月5日(火)~13日(水)まで新歌舞伎座、福岡公演は2021年1月17日(日)~28日(木)まで博多座にて。

©2020『両国花錦闘士』

 

 

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