5月14日(土)からの東京・よみうり大手町ホール公演を皮切りに全国8カ所、東京凱旋公演にてオフ・ブロードウェイ・ミュージカル『Forever Plaid(フォーエヴァー プラッド)』が上演される。
本作は、スチュワート・ロス脚本によるオフ・ブロードウェーのミュージカルコメディーで、1990年の初演以来アメリカ各地で上演。日本では2013年に翻訳版が初演され、大好評を得て16年に再演。20年に通算100ステージを目指してファイナル公演へと準備を進めていたものの、コロナ禍により全公演の中止を余儀なくされてしまった。丸2年の時を経て、改めて今春ファイナル公演が実現した!
物語を紡ぐのは、高校の同級生で結成した、夢に燃える若い4人のハーモニーグループ「Forever Plaid」。ある日、彼らの最初のビッグショーの会場に向かっていた途中、交通事故に遭い天に召されてしまう…。が、夢と消えてしまった自分たちのショーを実現するために一晩だけ、奇跡的に地上に戻ってくる!
生バンドの演奏をバックに、抜群に美しいハーモニーと楽しくやんちゃな会話、ちょっぴりおかしい振り付け、音楽への情熱が生き生きとにぎやかに描かれ、劇場は一瞬にして「Forever Plaid」が夢見たライブステージに変わる。
キャストは、このたびも初演から変わらぬ4人がそろう。
豊かな表現力・歌唱力・ダンスを武器に華やかな存在感を放つ川平慈英。
V6のメンバーとして26年にわたり第一線で輝き、ソロでも舞台・映画・TVとジャンルを問わず活躍、懐の深い包容力が魅力の長野博。
ロックバンドMICHAELのボーカリストを務めながら、映画・舞台・ミュージカルなど垣根を越えて表現するアーティスト松岡充。
抜群の歌唱力でグランドミュージカルをはじめとする舞台を中心に活躍する演技巧者、鈴木壮麻。
4人それぞれの魅力が、珍しい男性の四部合唱という形で見事な化学反応を起こす!
演出は、板垣恭一が初演から引き続き務める。
[川平慈英コメント]
人と人との関係が冷たくなりがちな昨今、この作品には大切な人を素直に大切にするという愛と情熱が込められています。それを皆さんと共有できる日をどれほど待ち望んだことか! こんなご時世だからこそ、ステージから客席に届けられるエネルギーがきっとあるはずです。どうか僕たちからのハピネスを受け取ってください。5人目の仲間はあなたです!!
[長野博コメント]
僕自身、再々演は初めてなのですが気心知れた心強い仲間と奏でるハーモニーと共に楽しく、ちょっぴり切ないストーリーの世界をのぞきにぜひお越しください。2020年には公演が中止になってしまいましたが、2年越しでようやく皆さんの前で演じられることを幸せに思います。そして、一緒に楽しい時間を過ごせたらうれしいです。
[松岡充コメント]
見た人誰もが幸せになれるこの『Forever Plaid』という作品をできる限り多くの方に手渡しでお届けしたい。観た回数、いやそれ以上の幸せをお届けしたい、そう思うだけで今も胸が高鳴っています。どうか皆さま、今後のコロナの状況もあると思いますが、2022年5月から始まる今作にご期待ください。
[鈴木壮麻コメント]
一日だけ地上に戻ることを許されたフランシス、ジンクス、スパーキー、スマッジ、4人のプラッズのありったけの思いを込めて、一回一回の舞台に臨ませていただきます。そして、僕たちのハーモニーとパフォーマンスを通して皆さまにとびっきりの笑顔をお届けします! 楽しみにしていらしてください‼
ファイナル公演はまず、5月14日(土)~31日(火)まで東京・よみうり大手町ホールにて。以降、6月に入って神奈川、宮城、山形、大阪、広島、久留米、金沢、愛知の全国8都市を巡演し、6月30日(木)に有楽町よみうりホールにて東京凱旋公演を行う。